そこんとこ

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KADOKAWA ARTIST LIVE ON STAGEが僕の理想と少しずれてて勿体無かった話


KADOKAWA ARTIST LIVE ON STAGE@Zepp DiverCity
前日「なんで被るんだ」って言ったのはこれがあったから。僕はKADOKAWAのアーティスト達が爪痕を残してたくさんの「!」を作ってくれるライブだと思ってた。


個々の選曲やコラボの内容は悪くなかった。
安月名莉子×鈴木このみ×nonoc×前島麻由の記憶の方舟は本当に良かった。
ベクトルの違う4人が同じ方向に向ける楽曲があった。原曲とは違う奥行きのある曲に聴こえた。KADOKAWAガールズに無限の可能性を感じてしまった。
井口裕香ここから、ここからをカバーした。

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レーベル移籍直後だから持ち歌なんか7月アニメの曲しかないのに、よりもい楽曲ブッ込んで来るのはオタクの心理をよくわかってる(誉め言葉)。1番は日向で歌うところがポイント高かった。
井口さん後方N列からでもわかるお胸寄せてるのかデカイのかが更にポイント高かった。
あと、OxTでオーイシさんが最前の客弄りしてたことw
ハイライトはこれくらいかな。



終演後、コレジャナイって呟いてた。
僕はアーティスト毎に4,5曲歌うフェスのやり方だと思ってた。レーベルアーティストのライブに寄せてくると思ってた。
ただ、心の片隅には作品の楽曲に寄せるライブかなって予想もしてた。
オープニングに全アーティストが登壇したとき大きな「?」が発生して、1曲目が始まって、ハロコン形式じゃね?ってなって、実際そうだった。
別にハロコン形式のライブが悪いと言ってない。
ただ、個人的には1曲でフルスロットル盛り上がるよりも、何曲か歌ってエンジンかかっていくタイプなので、1曲歌って捌けられると調子が狂う。次どんな曲が来るのか?よりもどういう方向性なんだ?の混乱が続いた。
だからnonocも前島麻由も良かったけど、曲で「!」になった印象が無かったんだ。何曲か続けて歌ってくれたら印象は変わってたかもしれない。もっと曲を聴きたかったし、曲の話も欲しかった。なんか...勿体無い印象だ。

あと新曲の扱いが微妙過ぎる。
夏アニメの曲を紹介も無しのノーモーションで歌われても困る。
異世界おじさん、面白そうだけどどんな作品か?のPVも無かった。オープニング映像チョロっと流れたくらい。
曲のプロモーションも作品のプロモーションも中途半端で勿体無い。
安月名莉子のメインインアビス2期の曲もノーモーションでビックリだ。
演出的に続けて歌う流れなのはしょうがないにしても、KADOKAWAが推したい作品ならば、ちゃんと作品のプロモーションもして歌わせた方がよかった。
なんか、アーティストも作品もどちらも得をしない瞬間だった。


結局は僕が求めてたライブのスタイルとは少しずれてたってことだった。
ずれてるやり方や演出でも、作品もアーティストには少しでも爪痕を残して欲しかったが、印象が残らないまま終わっていった。
オンラインでやってたKADOKAWA ARTIST LIVEはトークしっかりとライブでよかったんだけど...。

なんか、勿体無かった。

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