そこんとこ

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亜咲花 2nd Tour Pontoon~Make a BIG WAVE!!!~@ダイヤモンドホール

亜咲花の東名阪ツアーが始まった。

本来近場の大阪に行くのがセオリーなんだけど、平日の18時開演ってのはギリギリか間に合わないリスクがあった。
だったら翌日休みで時間に余裕を持っての名古屋で観るのもアリじゃね?って考えになった。俗に言うマリー・アントワネット理論ですね(パンが無ければケーキを食べたらいい的な)。
と言うことで名古屋に参戦することになった。

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ダイヤモンドホールに来るのは10年以上ぶり。
個人的に名古屋で好きな箱の1つ。
座席ありの1席空け。スタンディング用のマステープが貼られてたが、あれくらいのスペースがあれば余裕で動けるので今度はオールスタンディングでって思う。


ここからライブの話。
ライブ全体通じて自分が一番に感じたことは。

ポリープ切除の手術して大正解だった!

配信でしか観てないのでどういう状態かわからなかったが、現場で聴いてると、声の伸びや高音の出方が明らかに違ってた。こういうのを待ってたんですよ。
2019年の京Premiumで観た時には何とも言えないゴニョゴニョした感想しか書けなくて、何かしらの問題抱えてるって言いたかったが言えなかった気持ちがあったから。
MCでも自粛期間のことも交えてこの事に触れたが、亜咲花自身も不安や思うところがあったみたいで。手術を乗り越えて楽しく歌えてることが何よりよかったこと。

アルバム中心のセットリストを組んできた。
アルバムPontoonが幅広い楽曲が揃ってて、生バンドでどんなパフォーマンスになるのか期待してた。
序盤の殺人セットリストのGuilty JUDGMENT月晕谭-lunaringが堪らなく楽しかった。ゴリゴリのロックからの縦ノリ楽曲。
個人的には亜咲花と縦ノリ楽曲の相性がメチャメチャ良いって思ってたからその通りの結果になったんだけど、ちょっと予想以上だった。
MCで「アニソンシンガーは色々な楽曲を歌うのがいい」って話をしてて、自分もその意見に全面同意なんですよ。
作品に寄り添うことで色々なタイプの楽曲を歌う。その楽曲に順応できる力が必要なジャンルである。
これをアーティストだと「統一感がない」「コンセプトがはっきりしてない」って否定的な意見がさせるが、アニソンってその対極の位置に居るから聴き応えもあるし、幅の広さが楽しくさせるんだろうって思う。
そんな中でも流星の空へがライブで大きく化けた曲だ。
ちょっと演歌っぽいドラマチックな曲。生バンドだとよりドラマチック感が増してた。

アニソン繋がりで会場限定でのアニソンカバー、名古屋は言わないけどね
ちょっとこの選曲は読めなかった。高木さんの曲、「おお!」って唸りそうになった。ちょっと可愛く歌うのが亜咲花の楽曲にはあまりなかったから新鮮だったし、聴いてるこっちもキュンってなった。
MCで高木さん3期もやるからって話で作品に対するリスペクトとアニソンシンガーとしてのプライドが見られたシーンだった。この企画は今後も続けてほしい。
そして新曲。シキザクラのOPBELIEVE MYSELFを披露。
東海地方が舞台でどんな作品かわからない(ロボットモノっぽい)ので曲がどうかと何とも言えない。


何気にスゴいなあって感じたこと。
最近の現場でもMCが多くてよく喋ってた。コロナ禍でMCよりも曲でメッセージ持たせたり、あまり喋ること用意してないアーティストが多い中、よく喋ったしバンドメンバーにも絡んでた。
よく喋ったからオーバーしてるのかなって終演後に時計見たらぴったり2時間だった。ビックリした。
あれだけ喋って告知もして名古屋あるあるも言って2時間だから、相当タイムコントロールが出来てるのかMCが上手なんだねって改めて感じた。


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