そこんとこ

好きなものを自分の言葉で語りたい

リスアニ!vol,20:5年経っての立ち位置

今回は分島花音のインタビューが面白かった。ここから引用で

アニメのテーマソングになってる曲は、シナリオや原作をを読み込んで頭で考えながら作っている曲たちで、それを”脳の音楽“と位置づけて、一方ライブとかでやっている楽曲はふとした日常の感情を音楽にしたような曲もあって、そういう音楽は心で作る”心臓の音楽“と位置づけて、脳と心臓を合わせた”シンキング“と”フィーリング“のアルバムを作ってみようというのがコンセプトになっています。

脳の音楽、心臓の音楽という表現が面白い。どうしてもチェロ弾きながらのイメージが強くて、イベントでもチェロの演奏シーンを注目しちゃうので。
selectorからキャッチーな路線や曲調になってから彼女の個性が注目されるようになるのはなんだかなあって部分はあるが。selector自体が作品として微妙な感じがすることもあったが。ToLOVEるの時のような曲でも良かったのだが…。
結局は売れないと生き残れないから難しいのだろうが。


次にanimelo mixのアンケート結果。年に10回以上ライブに行ってるのが15%だったのが意外に少ない。皆さんもう少し行ってるでしょう、特に首都圏のファンは。
好きな箱がSSA武道館横浜アリーナという大型の箱でライブ時間は3~4時間を望んでるのは、ファン層が成熟しきってるのかって思ったり、グッズには5000円以上投資してるのが60%以上で、門戸は開いてるがハードルも上がってるよなあって感じてる。


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
今回で20号目で5年経ったわけだが、創刊号と比べるとインタビューばっかりで「これが言いたい!」「これを突き詰めて」の部分が見えなくなった。これだと広く浅くになるけど、大人の事情なのかジャンルが狭くなってる。
インタビューにしても制作の裏話や苦労話などの作り手側のこだわりを熱く語っても、読み手(リスナー)はそれに共感出来ない。そういう話に関心が無くなって来てる自分が居るが、それでも。
作り手と読み手の求めてるものが平行線になっていて、何時まで経っても交わらない状態。そう言えば創刊号からあった石原プロデューサーのインタビューも平行線だったね。
雑誌もそうだけど音楽業界もそういう状態だ!ってことを好き放題のコーナーで編集部の皆さんもわかってるようで。
とりあえず、ネット上でしかやらなくなったクール事のOP&EDのレビューを誌上で復活して下さい。話はそこからだ。