そこんとこ

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Voice of Symphonic Vol.1鈴木このみコンサート~Special Symphony~ #このみんコンサート

8日は鈴木このみコンサート~Special Symphony~に行ってきました。

会場は恵比寿ガーデンホール。
2004年の千葉紗子のライブで訪れたことがある。その時は立見だったので、そんなに大きくなかった箱だったことや、当時ここで観たのかな?って場所を見つけたり。内容よりも場所と環境の記憶しか無かった。

昼公演

昼公演はA席。



今回のVoice of Symphonicってのは、大所帯のオーケストラコンサートを小さな編成で行うってもの。ヴァイオリン×2ヴィオラ、チェロ、フルート、ホルン、ティンパニー、パーカッション×2、ピアノ。ボーカルが映えるオーケストラの編成って話。こんな編成もあるって知らなかった。
コンサートはこれまでにあったアニサマシンフォニックやビルボードライブでのアコースティックライブを参考にしてるのか、オーケストラで聴きたいよなあって曲をやってくれた。想像通りの選曲って言ったらそこまでなんだけど。
バンドサウンドと違うのは、オーケストラのアレンジと演出は、楽曲を磨いてピカピカにしたようなイメージがしてて。それはバンドサウンドやロック調の曲では出せない魅力だと感じた。
THERE IS A REASONなんかはオーケストラ仕様のアレンジでの「間」が緊張感を引き出してて、更に曲のストーリーをブラッシュアップしてる感じがしてた。
Tears BREAKERは冒頭ヴァイオリンのソロパートでも緊張感が伝わってきた。小さな編成でもオーケストラのアレンジも演出も出来て驚き。
カバー曲もあって、yamaの春を告げる。この世代の人の春の曲ってこれになるのかってジェネレーションギャップ。
LOST SONGのキャラソンメドレー、そう言えばあったなあ。キャラソンまでは抑えてないが、その後の歌えばそこに君がいるからが良い流れだったので。作品自体は悪くなかったんだけど、ネタ扱いされるのが不満だった。
蒼の彼方でギターが出てきて、いつもの流れじゃん。ギターソロとオーケストラのコラボってカジュアルな感じがした。

昼公演は「こういう感じで来るかな?」が当たってる部分があったり、思ったより曲数多くやるんだなって驚いたり。アンコールがあるじゃん!ってビックリしたり。シンフォニックコンサートの感じが掴めたかなって。

夜公演

昼公演のMCで「雨止んでよかったね」で終わって外出たら雨降ってたwwwwwww
1時間ちょっとしかインターバルが無かったので、コンビニで軽食と本屋ブラブラで時間を潰す。
夜公演はS席にしました。前方の席とグッズ付き。見上げる感じの視線での鑑賞となった。
昼から1,2曲くらい変えると思ってたが、それ以上変えてた。
あなたにがよかった。普段のライブだとバラード曲でしっとりした感じになる。オーケストラだと何か1つのストーリーが作られてるようなアレンジに仕上がってた。
昼公演は思い遣りだったが、こっちはこっちで静寂と激情の差が激しくて、これをオーケストラで聴けるのは最高だった。僕はこの選曲は読めなかった。
昼も夜も共通して残像未来の世界観にどっぷり浸かるアレンジが素晴らしかった。僕はこういう綺麗な世界から外れた不埒な世界観を歌える人が好きで。王道なんだけど、ちょっと外れた姿も見たいって願望があったり。
アンコールのThis gameはライブの時のロングトーンや力強さとは違ってて。僕には違う世界を描いたようなアレンジだった。

夜公演でふと思ったんだけど、今回のVoice of Symphonicのシリーズって、「もっと敷居を下げてカジュアルにオーケストラを味わってほしい」って意図が見えたような。
僕も含めて、客席はオーケストラコンサートならではの緊迫感や緊張感に包まれてた。MCでもっとリラックスして観てほしいって言われて、必要以上の緊張感が伝わってたのかな?って思った。
なので、敷居を下げてカジュアルなコンサートにするには、このシリーズは他のアーティストでも2回目3回目と継続して欲しい。普段のライブとは違う世界観やストーリーが見えたから。


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