そこんとこ

好きなものを自分の言葉で語りたい

口には出さない優先順位がある

誰しも人生の中で、生活の中で選択をする場面に直面することがある。
数々の選択肢の中から、どれを選んでどれを外すかの連続である。
それは生活に必要なことでも、趣味のことでも。どちらかと言うと趣味寄りの話になる。
口には出さないけど自分の中での優先順位というのが存在する。それは明確にして公言してる場合でも、自分の頭の中で繰り広げられる場合でも。

他のジャンルだけど、ちょっと前にWEリーグのコラムが賛否両論があった。
理念が先行してるだとか色々な議論がったけど、僕が一番しっくり来たのが「優先順位があるんだよ」って意見だ。
自分の中にも明確にはしてないけど優先順位がある。
それを口に出す気はないけど、自分の行動を見るとそういう優先順位になってる。
頭の中で「これが上がった」「これが下がった」って感じる部分はある。自分のテンションが上がると前者には公言するけど、後者は公言しなくなるよね。そういうものだ。

優先順位の意見の続きは「このジャンルは優先順位がはっきりしてるから、優先順位が存在しない他の層を狙うべきだ」って話になってて、それはそれで別の話になるけど。
ただ、趣味でもエンタメでも個々で確立されてる優先順位を覆すことができるのか。覆すほどのインパクトのあることや、熱量が必要になってくる。それに出会ったら順位が変わる瞬間だ。

どこのジャンルとは言わないが、納得いかないことモヤモヤすることが続くと離れてしまうし優先順位だって下がる。誰しも離れるときは何も言わずに離れるものだ。


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曲の力に頼らずに書けるのか?って話

先日のASCAライブ@大阪のことを書いた。
てっきりセットリストが変わるようなことをMCで話してたので、ハイドレンジアを書いた。この日だけの選曲だろうって受け取ったので。
ツアー終わって上がってたセットリスト見たら全会場やってて、いい場面をネタバレさせちゃったので申し訳ない気持ちになった。

ASCAのライブには曲のパワー、セットリストのパワーに頼らないライブの話にしようと心がけた。
それで伝わるのか、何年か後に読んだときにツアーの空気感が伝わるのかはわからない。ただ、出来るだけ曲以外のことで感じ取れる部分は伝えようって気持ちがあった。
大阪しか行けなかったけど、弦楽器を使ってのバンドセットでアプローチを変えても、ステージの熱量がビシビシと伝わってきたって話をしたかったんですよ。

でも推しまでは行かないが、遠くまで遠征してでも見たい人や近所に来てくれたから見たい人だと、強い想いや期待感なんかの語彙力が無くて、結局セットリストのあれ歌ったって話になってしまう。見たい人が全て同じ熱量ではない。
こういう話になると、曲と感じ取った部分のバランスが重要になるって話の着地点にたどり着いたわけで。
それか語彙力無くした勢いだけの文章になるのかな。


昨日羽田空港であったMusic Unity 2022のセットリストが上がったらちょっと言及したくなるくらい盛り上がった。
セットリストの力、曲の力が話したくなる引力があるように感じた。まあ、KOTOKOのセットリストは令和の時代に卑怯だwっておじさんが言いたくなる。
久々に歌ったこともあるけど、このセットリストの羅列でもちょっとワクワクするし、話したくなる。
ライブだから曲のことだろ。



この話、次にライブの感想を書くときにはセットリストの曲のことを書きつつも、感じ取ったことも書くのだろう。
気がつけば自分で勝手にハードル上げてたことが判明してた。
自分のペースで書きます。

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KADOKAWA ARTIST LIVE ON STAGEが僕の理想と少しずれてて勿体無かった話


KADOKAWA ARTIST LIVE ON STAGE@Zepp DiverCity
前日「なんで被るんだ」って言ったのはこれがあったから。僕はKADOKAWAのアーティスト達が爪痕を残してたくさんの「!」を作ってくれるライブだと思ってた。


個々の選曲やコラボの内容は悪くなかった。
安月名莉子×鈴木このみ×nonoc×前島麻由の記憶の方舟は本当に良かった。
ベクトルの違う4人が同じ方向に向ける楽曲があった。原曲とは違う奥行きのある曲に聴こえた。KADOKAWAガールズに無限の可能性を感じてしまった。
井口裕香ここから、ここからをカバーした。

www.youtube.com
レーベル移籍直後だから持ち歌なんか7月アニメの曲しかないのに、よりもい楽曲ブッ込んで来るのはオタクの心理をよくわかってる(誉め言葉)。1番は日向で歌うところがポイント高かった。
井口さん後方N列からでもわかるお胸寄せてるのかデカイのかが更にポイント高かった。
あと、OxTでオーイシさんが最前の客弄りしてたことw
ハイライトはこれくらいかな。



終演後、コレジャナイって呟いてた。
僕はアーティスト毎に4,5曲歌うフェスのやり方だと思ってた。レーベルアーティストのライブに寄せてくると思ってた。
ただ、心の片隅には作品の楽曲に寄せるライブかなって予想もしてた。
オープニングに全アーティストが登壇したとき大きな「?」が発生して、1曲目が始まって、ハロコン形式じゃね?ってなって、実際そうだった。
別にハロコン形式のライブが悪いと言ってない。
ただ、個人的には1曲でフルスロットル盛り上がるよりも、何曲か歌ってエンジンかかっていくタイプなので、1曲歌って捌けられると調子が狂う。次どんな曲が来るのか?よりもどういう方向性なんだ?の混乱が続いた。
だからnonocも前島麻由も良かったけど、曲で「!」になった印象が無かったんだ。何曲か続けて歌ってくれたら印象は変わってたかもしれない。もっと曲を聴きたかったし、曲の話も欲しかった。なんか...勿体無い印象だ。

あと新曲の扱いが微妙過ぎる。
夏アニメの曲を紹介も無しのノーモーションで歌われても困る。
異世界おじさん、面白そうだけどどんな作品か?のPVも無かった。オープニング映像チョロっと流れたくらい。
曲のプロモーションも作品のプロモーションも中途半端で勿体無い。
安月名莉子のメインインアビス2期の曲もノーモーションでビックリだ。
演出的に続けて歌う流れなのはしょうがないにしても、KADOKAWAが推したい作品ならば、ちゃんと作品のプロモーションもして歌わせた方がよかった。
なんか、アーティストも作品もどちらも得をしない瞬間だった。


結局は僕が求めてたライブのスタイルとは少しずれてたってことだった。
ずれてるやり方や演出でも、作品もアーティストには少しでも爪痕を残して欲しかったが、印象が残らないまま終わっていった。
オンラインでやってたKADOKAWA ARTIST LIVEはトークしっかりとライブでよかったんだけど...。

なんか、勿体無かった。

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ASCA LIVE TOUR 2022-天歌夢想-@梅田CLUB QUATTRO #天歌夢想ツアー

ASCAの天歌夢想ツアー大阪公演に行ってきました。

日中は雨でムシムシした梅田CLUB QUATTRO前。
バンドツアーだと8か月ぶり。君の街へツアーが3月にあったからコンスタントに観れる機会があるのは嬉しいこと。


今回はバイオリンとチェロが入ったバンドツアー。
始まる前に「弦楽器が映える楽曲が来るんじゃないの?」とか「この時期だからあの曲が聴きたいなあ」と違う編成だからどの曲が来るのか頭の中でグルグルしてた。
始まってから3曲くらいでグルグルしてたのが吹っ飛んだ。フロアのブチ上がりと同じようにASCAも最初から飛ばしてて最後まで持つのか心配になった。
変に考えすぎてた。これは良くないって反省した。
来た曲に対してブチ上がれば良いんだ!
前の人が跳んだら前の人よりも高く跳べば良いんだ!(ほっちゃん本当にいいこと言うなあ)
下層の最後列だったので(平日なんで座席あり)椅子を若干動かしながら跳ぶスペースを作ってたw
これを狙ってたもあるんだけど、QUATTRO自体がちょっと後ろでも観やすい箱だからねぇ。


弦楽器のフワッとしたアレンジからの大阪だけの聴きたかったハイドレンジア。5月の時期とこの日の空模様が重なって聴けるかな?が拾えて個人的に満足しちゃった。
コンスタントに観てるから、強い曲を定期的に求めてしまう。
終わってみてよーく聴くと弦楽器に合う曲をやってくれたよね。
いつもと違う編成だから合う曲やってくれて、楽しさの幅が広がったように感じた。


終わってからいつも以上に早口で語ってた。それくらい楽しかったってことなんだけど。
なんで翌日の東京、イベント被ってしまうのか?と嘆いてた。それくらい充実してたと言うか次も観たくなるライブだった。
あとは、この楽しいライブを平日じゃなく週末に観たいなあ。




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もっと柔軟に

先週末の楽しかったことを思い出しながら書き始めてるが、その前に。

乃木坂46のライブでルールを破りコールをしたり歓声をあげた観客がいたことについて - オトニッチ

ジャンルが違うから何とも言えない。
ただ、自分は「一部のファンが声出しした」話が気になって。
ルール上声出しするのは禁止ってことだから、その部分はルールの通り。
気になるのは、運営側が「演出によっては歓声が出ることがあるかもしれない」と言及してる部分。
個人的には、凄く有り難い言及で。
これでライブのMCで面白い時に「ハハハ!」って軽く笑って声が出るのはセーフと言うか見逃してくれそうな解釈だ。


規制退場守らない件。
遠征民の立場から言わせてもらうと、帰りの新幹線の時間があるから規制退場直前に出るのはしょうがない。
それが嫌ならアンコール前に抜けるか途中で抜けるしかないが、最近のライブはアンコール無いライブもあるから、途中で抜けることも難しい。
アリーナ以上のスタジアムクラスのライブだと退場まで時間がかかるし、席によっては最後まで残ることだってある。皆が皆時間に余裕があるわけではない。
なので地元ご近所目線でガミガミ怒るのもちょっと違うなあ…って感想。


声出しも規制退場も許容と寛容な気持ちがあれば印象も変わってくるんだけどなあ。そこまでルール破りに怒らなくなってる自分がいた。
もちろんルールを守ることが前提なんだけど、雁字搦めを良しとしてる風潮もなんか違う。



外国はとっくに進んでるのに、なんで日本はルールに雁字搦めでこんなに遅いのか!?って感じてる。

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高松へ約24時間のエクストリーム遠征してきた

先日のAimer 香川公演はいつもとちょっと違ったパターンで遠征でした。

朝8時のバスで高松へ。
普段なら午前中の遅い便でも間に合うのですが、世間はGWで渋滞が予想される&遅い便の席が埋まってたので、敢えて早い便で行こうと。


朝食は大阪駅のA-1ベーカリーサンドイッチで。ここ値段は張るけど美味しいんだ。
移動中は読書するぞって何冊か持って来たが、眠くなったり考え事したりで読まないまま終了。



バスに揺られること3時間半
高松到着。


お目当てのうどん屋GWが休みでショック。楽しみの1つだったのでテンション下がり気味。

仕方なく近くのさか枝うどんでかけうどんとちくわ天。これでワンコイン切るのがうどん県価格。
安定の美味しさ。うどんではそこまで冒険はしない人。

ライブまで時間あるので、この後の予定をどうするか考える。



ことでんに乗って



高松市総合体育館
中学の時バドミントンの大会で来た以来、20年以上ぶりです。あと数年で30年ぶりになるのは内緒。


バスケを観に来ました。
スポーツを語ること何周も廻ってきてると、語ることが嫌になったり、疲れてしまった。
全てリセットしてゼロの状態で見たい気持ちになる。僕の熱は無くなった。

試合自体は面白かった。
プレーオフの絶対に負けられない試合なんで、激しいプレーも多く、普段2時間で終わる試合が2時間半もかかった。タフな試合ってやつだ。

その後レクザムホールへ移動。
ライブのことは前回書いたので、ライブ終わってどこで食べるかノープラン。







前から気になってた高松駅近くにあるラーメン屋で徳島ラーメン。
徳島ラーメンは生卵が入ってるのが嫌で避けてた。ここは卵無いので美味しかった。
醤油のちょっと濃いめで、脂の主張も無いので好きなタイプのラーメンだ。
堅めの細麺が合う。


時間が空くので快活で休憩後、高松駅までNight walk



ジャンボフェリーに乗ります。
土曜の深夜便でもそこそこ乗ってきた。需要があって安心した。


子供の頃、フェリーに乗ることがあると妙なワクワク感に包まれる。座敷席でお弁当食べると遠足の時みたいな気分になる。

今回経費節約でジャンボフェリーに乗ったが、土休日と深夜便なので割高になってました。これが平日だったらさらに安く乗れる。

25時発の深夜便なので、寝る客がほとんど。昼便に比べると本当に静か。
以前船内にあったアルコールの自販機も無くなってた。酒を飲む空気じゃなかったので自粛した。

船内にはうどんコーナーが4時までやってた。深夜便はやってないと思ってたので。

今回ミッドナイトうどんはオリーブうどん。
オリーブの実とオリーブオイル入り。美味いかどうかは…




5時三宮新港着。
2時間くらい寝た。

家に帰ってきたら7時過ぎ。家を出たのが前日の7時過ぎなんで24時間のエクストリーム遠征でした。


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全通が通用しない世界がある話

先日のAimerのライブ、MCで客層チェックがあった。
「初めて見る」って人が半分くらい。「何回か見てる」ファンが半分くらいの反応があった。自分の座ってた2階席も半々だった。
香川は2回目に来てるわりにはご新規さんが多い印象。まだまだそんなもんかなぁ…。
あいみょんのライブでも客席チェックがあって、同じような割合だった。 自分の肌感覚でまだファンが成熟してないようにも感じた。


ふと思ったのが、Aimerやあいみょんの客層がそこまで成熟してない現場では「全通」って言葉が存在するのだろうか?
そもそも全通とは

アイドル用語の『全通』とは?意味や使い方をわかりやすく解説!|ネットペディア|ネット用語やオタク用語の意味解説サイト

優越感云々はわからないが謎の達成感や充実感はある。
あと、東名阪だったら頑張れば出来そう。ただ、これに地方公演があったら一気にハードルが上がって難しい。


客層チェックの話、fripSideでもやってたが。
さすがにアニソン界隈は「他の会場も行った人?」とちょっと客層のハードルを上げたような聞き方で。
そして「全通の人?」にアリーナ席が反応多かったと言うか目立ってた。なんか知らないが安心した。

fripSideみたいにファンが成熟した現場だったら全通って言葉が通用するし、普通に使われる。
Aimerやあいみょんみたいにファンがそこまで成熟してない現場では、全通って言葉は通用しないし、そのような概念が無いと思われる。
僕らがいつも普通に使ってる言葉が通用しない世界だってある。そりゃそうだ。
(でも、あいみょん全通勢とか居そうな感じもするんだけどなあ…どうなんだろう)

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