TRUEさんのオーケストラコンサート行ってきました。
この三連休、当初は色々な選択肢があったんだけど、なかなか遠征が出来ないので近場のライブになった。
ロームシアター京都。
京都で何かあるとここが会場になってる。
ギリギリで申し込んで発券したので、2階席でした。なかなかオーケストラで埋めることは難しく、2階席までで想定してたのかも。
夜公演はアンサンブルってタイトルで、響け!ユーフォニアムの楽曲が中心の選曲の構成になってた。終わってみれば昼公演(ヴァイオレット・エヴァーガーデンの楽曲が中心)も行ってたら曲の聴こえ方等々に違いがあったって話だったが、予算がねぇ...予算が。
客席も僕もそうだけど、オーケストラなので構えてしまった。独特の緊張感があった。序盤はお行儀よく観てた。
浄歌がオーケストラの編成と合ってたし、曲の深さがより感じられた。
三種の神器のDivine Spellがオーケストラになると落ち着いた感じで、それでも激情な歌い方は変わらず。
MCで緊張感やお行儀のよさを指摘されて、立って観たり一緒に歌ったりペンライト振ったり。なんかオーケストラコンサートの印象を壊すような客席からの演出があった。僕的にはオーケストラコンサートの概念はナナミズキがぶち壊してくれたから。コンサート全体を通じて、演者側からオーケストラのイメージを払拭したい感じがあった。ライブに行き慣れてるから適応できるが、この日の客層は現場に強い人よりもアニメが好きってタイプの客も居たので、どうなんだろうってあったが。
トゥッティ!やヴィヴァーチェ!のアニメEDのカバーは楽しく聴けた。高揚感が凄かった。
Blast!のジャズアレンジがマジでよかった。
元々躍動感のある原曲をそのまま流すのか、変えるのか。躍動感を落とさずにジャズっぽく表現したのがカッコよかった。
アンサンブルの2番で演奏者の方に向かって歌う演出が最高にエモかった。
その前のMCで代表する作品で、作品と共に歩んでいったって言葉に、アニソンシンガーの強みは作品と共に寄り添って歩んでいくことが出来ることで、それがJPOPアーティストには出来ないことだと感じた。
勿論作品を背負うプレッシャーはあるんだけど、それを乗り越えて作品の一部になる。終演後のポストでそういうことが呟かれてて作品冥利に尽きる。
終演後
— TRUE/唐沢美帆 (@miho_karasawa) 2023年10月7日
石原監督が私のMCを受けて「TRUEさんは制作スタッフの一員ですよ」って仰って下さって、涙が出ました。
「やめない勇気こそ強さ」そう信じて歩んできて、音楽にしがみついて、アニソンであることにこだわり続けて、本当に良かったです。これからも誠実に真っ直ぐに音楽と向き合っていきます。
2階席だったが、ステージの奥まで見えた。譜面のページをめくる動きや自分のパートじゃない楽器の人は客席を煽ったり楽しそうだった。それにつられて僕たちも楽しい気持ちで音楽を聴いてた。
最後の曲のMUSICは「音楽をしよう!」って気持ちが溢れてた。
いいコンサートでした。
(来年3月のアニソンコレクション行きたいが、土曜日って休みが取れない…)