そこんとこ

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NANA MIZUKI LIVE GRACE 2019-OPUSⅢ-2日目@さいたまスーパーアリーナ #LIVE_GRACE_3

8年ぶりに行ったフルオーケストラライブは8年前の印象とは全く違ったものになっていた。

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8年前の横浜アリーナはフルオーケストラだからドレスコードがとかお行儀良くとか自分の中で勝手に所作を作ってしまった。だからあまり面白くなく、このタイプのライブは合わないだろうなあって思い込んでた。

そして3回目のフルオーケストラライブが開催されると聞いて(なんとなく予想は出来たw)
8年経ったんだから考え方も丸くなってるから2日目だけでも行ってみるか!

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今回座席がアリーナのB6ブロック。前日色々あったみたいだが気にはしない。アリーナ席引けたのもビックリだが、今回アリーナモードでの開催だからよくアリーナ席引けたなあって。何時もなら400レベル行きパターンだからさ。


オープニング。
映像とオーケストラでの白鳥の湖Glorious Breakイントロの演奏で「これはもう違う!」普通のライブじゃないこと確定した後にコーラス隊のコーラスに心震わされる。
後になって冷静に考えたらオーケストラ映えする曲なんだけど、こんなにハマる曲だとは思わなかった。宙吊りで登場するよりも演奏の方が凄くて凄くてそっちの方に集中しちゃった。
アリーナ席なのでオーケストラの演奏はよく見えなかったが藤野さんの指揮はよく見えた。
曲中のタイミングでめくる楽譜の鮮やかさ!そりゃやってる方からしたら慣れてることだけどオーケストラ演奏を見ない側からしたらあまりにスムーズ過ぎて見とれてしまう。
そんな藤野さんもMCで今回のライブについて「3回目だから前の曲もやるから新しい曲は若い者に編曲させる」って楽しようと考えてたが、三嶋さんからもらったセットリスト見て愕然としたそうだ。
なんとなく想像できたけど、既存曲とかやったことのある曲は外す姿勢には自分は大拍手です。こういう場はやったことの無い&オーケストラ映えする曲が聴きたいのですよ。やってる側は大変だと思うけどw
オーケストラ演奏だけあってどの曲も重厚な音に変化して仕上がってて、音の重みを体感してる。そして曲の想像性がより膨らむ。

オーケストラのみでの演奏について。
白鳥の湖はオープニングの何が出るのかって緊張感から味わえなかったが、中盤での威風堂々は「これぞオーケストラ演奏」ってのを堪能できた。ユーフォニアム見てるからちょっとは...ってウンチクを吹き飛ばす演奏。自分もヴィオラとチェロの音色の区別がつかないが、積み重ねがこの演奏に繋がってるのはわかるんだ。
オーケストラの演奏も本当に凄かったが、自分はコーラス隊を入れたことがとても大きかった。今回のフルオケのMVPはコーラス隊だと思ってる。コーラスの迫力がオーケストラの演奏に凄みを増してた。コーラス隊は曲によって変化をつけるのが好きでパワーが欲しいとき闘う時には力強く拳を上げて、STORIESのようなしっとり聴く曲にはゆったりとそして聴いてる側に合わせるようなコーラスがすごく良かった。

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アコースティックコーナーのこと。
やっぱりBrilliant Starが全て。自分はこの曲はもうライブで聴けないと確信してた所にSSAでアコースティックって形で拾えるとは夢にも思わなかった。この曲で育ったオジサンなので変な声が出ちゃって周りには申し訳なかったw


あと気になったことがあって。
Never Let Goの時のビジョンがプロジェクションマッピングだったこと。
奈々ちゃん現場では平面勝負ってイメージがあって、そういう視覚からの演出ってこれからもやらないだろうと考えてたが、こういう場で導入したってことは今後のツアーでもこういう演出があるのだろうか?って楽しみではあるが。


奈々ちゃんのダブルヘッダーの話。
嬉しそうに「プリキュアコンサート昼の部が13時から、フルオケが16時から...行ける!」
さすがにイベント廻すオタクとほぼ同じ発想で動くとはw まあ、嬉しそうにプリキュアコンサートの話してたのでこれは作品を愛してるって意味でも行けたことは良かったんじゃないかなって思う。さすがに無茶だとは思うけどね。



とにかくとにかくオーケストラとコーラス総勢152人の演奏コーラスが凄すぎて満足というかフルオーケストラライブへの自分の見方が完全に変わった。こんなに楽しくて音に厚みのあるライブだとは思わなかった。とても充実したライブだった。楽しかった。