そこんとこ

好きなものを自分の言葉で語りたい

Aimer Arena Tour 2023-nuit immersive-名古屋2日目に行ってきました(2023.03.19) #nuitimmersive

Aimerさんのアリーナツアー名古屋2日目に行ってきました。

始まりは昨年の秋の10周年のライブのこと。
東名阪のアリーナツアーが発表された時、大阪は行くとして、1ヶ所や1日だけでは物足りないし他の景色も見てみたいって気持ちになってた。それくらい楽しいライブだけど、沼にハマっていくか色々な現場との兼ね合いもあるので、なんとも言えない状態にはなってた。
名古屋が3月にある→18きっぷで移動できる期間で行き帰りに支障もない。だったら行ってみよう。FCの先行が終わっおてたので、こっそり一般の先行で申し込んでた。

会場は日本ガイシホール。個人的に行き慣れたアリーナの会場です。
恒例の18きっぷでの移動なんだけど、よく見る風景だったのでこれといった見所は無く進んでいく。名古屋駅のホームできしめんを食べてから笠寺へ。
グッズ買ってフォトスポットを撮影したりしてると入場の時間に。今回は日曜日の公演としては珍しい15時開演のライブ。いつもは16時開演なんだけど、この日だけ1時間早い。ライブは夕方から夜にかけてのイメージだけど、この日だけは昼間のライブって感じだ。その分帰りの移動が早く帰れるって遠征民としてのメリットは大きい。
座席はアリーナの41列目。久々のアリーナ席!ってテンション上がりそうだったが、チケット見た時から冷静になって後方だった。スタンド席での角度のある場所から見ることに慣れてたので、アリーナ席のライブ感とステージ見るには見えにくい感じが交錯してた。

ライブの話

ライブ本編の話は、ツアー2日目ってことで書けばネタバレになるのかな。何を書いたらネタバレになるのかわからないから、いつものように自分の基準で書いていきたい。それがネタバレになるかもしれないが。
1曲目からの曲へのステージ上の存在感が際立ってて、それに集中力ってのが凄かった。1曲目から2曲目への変化もこういうライブも見てみたいものが詰まってた。それは惹き付ける、見入るような歌唱パフォーマンスであり演出でもあった。最初のMCでnuit immersiveってのは造語で「没入する夜」って意味でして。なるほど、あの存在感や集中力が没入させる音楽なのだと。
そして、没入させるために会場のどの席でも同じ音質で聴けるシステムを導入してるって話。これはライブ通して感じたことなんだけど、必要以上に大きな音じゃなく、それでいてボーカルも大きくならずバンド演奏の音量も大きくならず耳に負担のない音量と音質で楽しめた。
ライブに行ってると、スピーカーの近くの席だと大音量で耳が苦しくなるようなライブがあったり。またバンド演奏の音に負けてボーカルが聴こえにくかったりするライブもあった。
更に今回のツアーではストリングス隊が加わって音に深みが加わったように聴こえた。ボーカルとバンド演奏とストリングスの黄金比率のような聴こえ具合ってのが最高で、耳が幸せだった。微かに聴こえるストリングスの音が拾えた時に「隠し味にこれ入れてます?」って言いたくなるような感じ。伝わるかな?伝わらないか。
冬が終わり春になる季節らしい選曲があった。実際この日は桜が咲きそうなくらいの暖かさで、季節がオーバーランしてたような。Aimerさん楽曲には春の曲が多いので、春を愛する人なのかなって思ったり。
衣装替えのインターバルでのインストが激しくてカッコよかった。バックバンドも激しい方向の曲調も好んでるってわかっただけでも収穫なんだけど。衣装替え明けの曲が、個人的に凄く跳ねた。聴いてる感じではポテンシャルのある曲だと思ってたが、ライブでのイメージが浮かばなかった。でも実際に生で聴くとライブ向きの曲に聴こえた。
「ここで立ちたかった」のが本音。タイミング的にも立ちやすかったように感じたけど。まあ、売れちゃったから色々な層のファンが訪れてるわけで。現場に来て感じる経験値の差が激しいのかなって。もっと成熟するようになれば変わってくるかもしれないが。
と言うことで、後半は前回の10周年ライブ同様無理矢理立たせるようなドS気味の煽りMCの展開には驚いた。
立って手を振りながら身体を揺らせながら音楽の世界に没入出来たのが気持ちよかった。ああ、らしい定番曲って流れと曲として浸透させたい&クオリティを上げたかったのかなって考えたり。色々なアーティストを現場で見てきたけど、新曲に対するアプローチの仕方が色々で面白い。
声出し解禁もAimerさん現場にもあって、どこで声出すのか考えてなかったけど、曲終わりの歓声や最後の曲です→「エエエエエエーーーーー!!!」の流れが出来た。そういう茶番を好まない現場だと思ったので、演者側がノリノリだったことが意外だった。


アンコールは恒例となってるツアーグッズ紹介からのまさかの客弄り。そういうことに距離を置いてると思ったらちょっとしたファンサービスみたいなことしてて、またまた沼にハマりそう。前のライブからより素顔がみれてような感じがして楽しい。




振り返ってみて、Aimerさんの楽曲の世界に没入できた。
没入させるような選曲も演出もあって曲の深いところまで味わえたように感じた。
やっぱりと言うか1ヶ所だけでは物足りなくなるし、もっともっと味わいたいし初日の楽曲も聴きたくなったって没入はもっともっと聴きたくなる第一歩だった。


没入する夜の世界から解放されたら綺麗な夕暮れだった。昼間のライブだったことを実感。
楽しかった!また行きたい。


PVアクセスランキング にほんブログ村