アニサマのアニソン至上主義と曲が育たない問題 #anisama
アニサマの面倒くさい感想戦でも。
大半のテーマはマツケンサンバについての賛否についてなんだけど。
【熱狂】松平健がアニサマ初降臨、2万人と『マツケンサンバ』踊り明かすhttps://t.co/iEcwhS5eWh
— ライブドアニュース (@livedoornews) 2022年8月28日
悪党に追われた「姫」こと内田真礼の窮地を華麗な剣術で救った松平健。『マツケンサンバII』披露中には、大きなスクリーンに"まあや姫の生き別れた弟"が映し出される場面も。 pic.twitter.com/oqUI1oBhrA
3日目行ってないのでわからないが、仮に現地に行ってたらゲラゲラ笑いながら「マツケンサンバwwwwwww」って休憩中に感想ツイートしてたと思う。そして、一息ついて「無いわ」って言ってるはず。
放り込みのネタ要員だったら良いんだけど、さいとーぴーが「壮大なキャラソン」って言ってるのがちょっとダメで。それ以上喋るな。
僕も皆もアニソン好きもそういうのを求めてないんだ。
この話はここまでにして。
僕がアニサマで感じたことに
「楽曲が育たない」
2日目の石原夏織で感じたこと。
今年のきゃりさん、期待はしてたんだけど楽曲は追いかけれてなかった。パフォーマンス自体はそこまで悪くなかったんだけど、3曲枠全てが今年の曲だった。
選曲的には正しいんだけど、追い付いてないからわからない部分があるんだ。
そこで楽曲が好感触だったら変わってたかもしれないが、期待してたものには追い付けてなかった。
アーティストでも声優でも「○○さんと言えばこの曲!」ってキラーチューンが欲しい。
僕は石原夏織だったらAgainst.だと思ってる。
毎年出演して新しい曲を歌うのはいいが、印象にも残りにくいし、楽曲が育たないって感じた。
その後の伊藤美来でも4年連続で出てるのにコレ!って曲が見当たらない。そのポジションを青100色に担って欲しいが。
何年連続で出ても「この曲!」ってものを育てないとアーティスト活動だって厳しい。
僕は楽曲が育たない要因の1つにアニサマ開催直前にあるセットリスト予想が影響してるって考える。
当たり前の話だけど、全ての出演アーティストを追いかけてるのは難しい。
その追いかけられない部分をカバーしてるのがセトリ予想と考えた。
「これを聴いてれば追いかけられる!」心理が働いている。
結局セトリ予想するも→アニサマ開催→答え合わせ→曲も語らずに次のイベントの予想という、プロ野球の順位予想よりも意味のない予想が繰り返されてる。
セットリストの予想よりも「この曲よかった!もっと聴きたい!」って発見から掘り下げて聴いてみたいをスタンスにしてる僕には、予想して盛り上がってるのが理解できなかった。
でも、現在のアニソンシーンを追いかけて食らいつくには予想するスタンスが横行することも理解できる。それが楽曲が育たない要因になってる。
そしてもう1つ
11年前以上にアニソン至上主義が強かったこと
アニサマ参加者の感想を眺めてたら「ノンタイアップの曲歌うな」「何のタイアップ」「曲の知名度」って楽曲のバックグラウンドを求めてる感想が多くて多くて。
一方で正直古の楽曲だと思ってたSKILLで「これだよこれだよ」って言ってるのが、なんか違うよなあ。
アニサマって3大アニソンフェスの中で王道であり中道のポジションなんですよ。アニメもゲームもボカロも色々受け入れる。言い方悪いが何か絡んでたらアリってスタンス。だからマツケンサンバもって流れになるけど、それは違う。
アニメタイアップ曲を気持ちよく聴きたいならアニマックスに行けばいいって思ってる。
だって11年前のセットリスト見たら、初日のオープニングからメドレーでFreedom Dreamer(茅原実里)→惑星のランデブー(田村ゆかり)のビックリするくらいノンタイ流れ。これが普通にアリだったと記憶してる。それが好きな層が来てるのがアニサマだ。リスナーの偏差値が高い。
楽曲の強さよりもタイアップの強さを求めてるアニソンリスナーのレベルが低くなってた。
僕はSKILLに楽曲の強さなんか感じるわけもなく、ただただ騒がしい曲だと思ってるので。
アニソンは色々なジャンルを受け入れるくらいの度量のあるジャンルだけど、リスナーの度量が下がってるって書いてたら、石原Pみたいな批判してた。
まあ、僕としては初日のような楽曲で殴り合うような選曲だったらアニサマ来年も行きたいって思う。