2021/03/21 坂本真綾25周年記念Live「約束はいらない」@横浜アリーナ
坂本真綾 25周年記念LIVE「約束はいらない」 | 坂本真綾 Official web site [I.D.]
正直、一般発売のチケットは無いって思ってた。
ダメ元でe+を叩いてみたら、2日目があった!→これは迷わずにポチるだろ→前に思いつきと勢いで行動するのか?ってエントリ書いたが、トラセと真綾25周年だったら後者を選ぶ。坂本真綾の曲を聴いてきた世代なので。
新横浜降りた瞬間から雨風の勢いヤバ過ぎた。
物販行って帰ってで傘が2本壊れた。ずぶ濡れである。せっかくの弾丸遠征なのに、僕が何をしたってくらい持ってない。
ラーメン博物館でラーメンって行程を組んでたのに、そこまで辿り着けないのは、心が折れそうになる。
分散入場もなく、すぐに入場出来たのですぐに入る。この日はCOCOAの確認があったけど、あのアプリって信用できるのかね?
花も贈るなって言われる中、会場に祝花が戻ってきた。
嬉しくて嬉しくてバシャバシャ撮っちゃった。さすがの貫禄の人から「なんでお前なんだ!」って言いたくなる人まで。
席はスタンドの北と東の境目みたいなブロックの最後列。
センターステージだったので、ほぼ真正面だったので観やすい席だった。そして通路側、ここの現場ではあまり関係ないか。一般で取ったわりにはチケット運は持ってた。
おそらく緊急事態宣言が解除されてたら後方のブロックまで客を入れるつもりだったと思う。だから発売日が変更されたんだろう。やっぱりあの宣言、効力はないし多方面に足を引っ張ってるという結論に。
ライブ終わって、新幹線の席取って食糧確保して今ココ。
— らじょ (@rojoblanco2) 2021年3月21日
最初の約束はいらないで涙腺ウルウル来ちゃったんだよ。25周年祝えて本当によかった。#maaya25th_live
1曲目が約束はいらない
普段だったらあのイントロで「キャー!」って歓声が鳴り響くんだけど、そんな歓声はなかった。
そのかわり、黙り込んで聴き込むくらいの圧巻のパフォーマンスだった。
オープニングの25年を振り返る映像と相重なって涙腺ウルウル来ちゃった。これが聴けただけで大満足だった。
どのジャンルでもそうだけど、これまでの歩みをちゃんと記すことの大切さ。最近のことも、昔のことも(90年代ね)しっかり記す。25年の歴史の歩みが感じられた。
心斎橋のクアトロでベクトルやってくれてガッツポーズしたり、運良く入れたなんばHatchのライブの記憶が鮮明にある古参なので、懐かしい曲にはエモくなったり転げ回りそうになる。
スクラップ~別れの詩~で転げ回りそうになった1回目。
Maaya Sakamoto Scrap ~ Wakare no Uta LIVE 2015
ここ最近、少年アリス楽曲の回収がいい感じだ。古参にはとてもいい傾向だ。
前のツアーではソラヲミロが拾えて、好きな曲2枚看板が拾えた。
そして、この時代の楽曲が廻り廻って評価されることが嬉しいんだ。
中盤でのGravity→序曲からのbirdsで転げ回りそうになった2回目
birds
イージーリスニングはコンセプトアルバムだけど、オリジナルアルバムにひけを取らないくらい名盤だと思ってる。
夏の暑い時期、自分が苦しかった頃に聴いてた作品って覚えてるもので。この曲は灰色の空から光が見えるようないいエンディング曲。
ライブでも、鳥かごが吊り上がってミラーボールが出てくる演出がエモいポイント高かった。
つーか、この中盤3曲の選曲と演出のクオリティがヤバくて何度でも見たくなる。
ゲストを迎えてのデュエットタイムも楽しい時間だった。
内村友美とのsyncは明るい曲だけど、曲の難易度は高めの爽やかテクニカルデュエットは変態曲と言うか…。
個人的には内村さんが今はお休みしてるが、自分の知らないグループで歌ってたこと。やっぱりSchool Food Punishmentはあの頃には先鋭的過ぎたんだ。
堂島孝平とのあなたじゃなければは2人の掛け合い亜が面白い曲だった。ミュージカルを見てるようだった。
メドレーの話していいですか。
奇跡の海のイントロを聴くとやったあってガッツポーズしてた。
指輪が来たら「あああああああああああ」声にならない声を上げようとしてた。縁遠い曲のくせになぜかエモい気持ちにさせる罪深い曲だよ。
最後ポケットを空にしてがインストだったのは一緒に歌える未来を信じようという意思を感じた。現在出来る精一杯の形だと受け取った。歌いたかったが、心の中で歌ってた。
MCで、この25年ずっと仕事を一緒にした人が居ないって話から浮かんだこと。
自分はDIVEという「点」でから触れて以来、この日まで色々な「点」に触れてきた。
この25年に散らばってた色々な「点」を触れてきた。その点から色々なことが思い浮かんだ。ほぼほぼ苦しいことばかりだったけど。
その「点」に触れてきて、「点」を1つずつ繋いできたライブだった。
25周年を現場で祝えて本当によかった。