今回は昨年末ハービスホールで開催されていたMADOGATARi展を観てきました。
このまどかマギカと物語シリーズがメインのように聞こえますが、アニメーション制作のシャフト40周年を記念した展示イベントというわけで。まあ、シャフトで儲かった2つの作品を合体したくなる気持ちもわからなくもない。
まずは会社の歴史を見ていきましょう。
シャフトは1975年に創業したのですが最初の20年は各話協力という形で作品に参加という今で言うところの請負みたいな仕事からスタート。1995年に十二戦支爆烈エトレンジャーという作品が自社企画の元請制作の作品でした(この作品知らなかった)。本格的に注目されたのは2004年の月詠、ネコミミモードの頃ではないでしょうか、ここで新房昭之が総監督で参加してるので。それ以降の10年はアニメファンなら知ってる歴史です。どうしても最近の10年が注目されたりしますが、下積み時代の20年間の苦労ってのはアーカイブには展示出来ないと思うけど、エトレンジャーのセル画には今とは違う当時の意気込みみたいなものが感じられました。
展示イベントで面白いのは原画や作画、今回はめったに見れない作品の絵コンテも見れてとても興味深かった。完成されてから見るからわかりやすいが絵コンテの設計図ってざっくりイラストで絵コンテだけでも大変な作業ですよね。←でも、ここが動かないと始まらないから。あと、原画の「前髪気持ち流れ気味でお願いします」のガバガバリクエストとか本当にあるんだってアニメーターって色々な要求に応えないといけないし、ハードな現場だなってよくわかった、絵心ゼロの自分には凄い世界だ。
展示イベント用に作られた新作映像エリアがあったり、じっくり作画見ちゃうと狭いハービスHALLだと長蛇の列になるし、日時時間指定券制度でやらないと客を捌けないですね。
新房昭之総監督とか演出に絡んでる人間の影響でシャフトって雑なものを作ってるイメージがあるけど、作画一つ一つの情報量も多いし要求も高い。そして一つ一つ綺麗に作られてるんだなって再認識したのでした。
ここからは記念撮影コーナーでの画像でお楽しみください。
シャフトのキービジュアルキャラクターが集合。







次回は
次回は実家に帰ってるので変わってゆく高松の街でも考えましょう。