そこんとこ

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うどんの国の金色毛鞠反省会【どうなんでしょうね】

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うどんの国の金色毛鞠最終回BS日テレで見ました。ご当地アニメ無事完走です。

じゃあ最終回を含めてトータルでどうだったのか?って話。予め言い方は厳しめかもしれないが。
良かったところは

  • 讃岐弁、ちゃんと喋れてる。讃岐弁指導の成果が出てる。特に皆口裕子の讃岐弁で悶絶した。
  • ちゃんと香川県のロケハンをしてほぼ忠実に描いてたこと
  • ポコの声、そこまで悪くなかった。キャストは良かったと思う
  • Cパートのガオガオちゃんのクオリティが好き
  • 作画のクオリティは落ちなかった。納期遅れず放送したこと

これくらいかな、挙げていったらキリがないので。うどん成分はあれくらいの割合で十分だと思う。

じゃあ最終回について振り替えることに。
11話の最後付近からアニメオリジナルで、結局12話は「狸の恩返し」みたいな話で終わらせたような感じ。でも11話のポコが狸変わって皆が尻尾や姿を見てしまったのに見なかったことになってる展開はちょっと解せない。幻を見てたような解釈だったがちょっとそれじゃ説得力に欠ける。なんか矛盾してるような感じがしてるが...個人的にはそこを触れないといけない。
アニメオリジナルを否定してるわけじゃないが、あれだったら高松まつりの総踊りのシーンでポコが狸に変わって特殊能力で昔の情景でも見せてからの花火で締めての日常エンドでも良かったんじゃないかって思うが。
こればっかりはシリーズ構成や脚本の判断なので何も言えないが、原作者はこれどう思ってるのかは気になるところ。

最終回からトータルで振り返ってみてもやっぱり脚本の問題というか。
やっぱり原作の取捨選択というか原作のよい場面を切り取って膨らませて欲しかったが、実際は良い場面をピックアップして切り取って他の場面に繋げたような印象が強い。原作を読んでアニメを見てたらそこが凄く気になる。
あの住職とざーさんの妹も1話から出てきて正直あれ?って思ったけどもう少し後のタイミングでも良かったのでは?と思う。原作がまあまあ曖昧に進んでることや終わらせ方に困ってたのかな。取捨選択を間違ってることを含めて脚本も含めて原作者の方にも問題があるのではって。

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で、年末に暴露されたこれですよ。
まあどっちもどっちのような話ですが、シナリオ打ちの時点でこういう問題が出るとは。枕かどうかは知りませんがプロデューサーの変な思惑が見え隠れしてちょっと残念だなあ。これも原作者は
どう思ってるのだろうか。
気がつけば思い入れのある作品なので自分の言い方ぁ!も厳しくなりますよねという感想です。

ところでこのライターろんぐらいだぁす!も絡んでたとは...2回も万策尽きた原因はここかもしれない。