小林さんちのメイドラゴン感想:「ドラゴンぽさ」よりも「コミュニケーション」を見せる作品だった
小林さんちのメイドラゴン最終回まで見た。トータルでは良い作品だったと思う。ただ、最終回のあの終わり方がこれまでの最終回のパターンと違っててちょっと動揺してる。悪くないしモヤモヤもしないが、この話の畳み方ってアリなのか…って。
タイトル通りのドラゴンぽさを出せ!とか見たい!とか言ってるけど、制作者側は凸凹な関係のコミュニケーションを見せたい描きたいように見えた。これまでの12話を踏まえると妥当な流れで収束してるが。これまでの話も互いの距離間や違いを描いてて最終回の終焉帝との親子けんかも擦れ違いやコミュニケーションの下手さを描いてる。面白いけど色々チクチク刺さる話だった。
この作品日常系では収まりきれない部分に踏み込んで作ってる作品でちょっと異質なんだろうな。
この事を考えてたらEDもOPもピンズドでハマる曲だった。青空のラプソディは聴けば聴くほど重なっていく。
TVアニメ『小林さんちのメイドラゴン』OP主題歌「青空のラプソディ」(アニメ盤)
- アーティスト: fhana,林英樹
- 出版社/メーカー: ランティス
- 発売日: 2017/01/25
- メディア: CD
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ここまで最終回をピックアップして語ってきたが、全体でどの話が好きだったのか?ってなると4話(カンナが学校に行く)9話(運動会)10話(クリスマス)が良かった。どれもカンナちゃんの話になってるのは内緒。
個人的に才川リコのキャラクターの色とオヤジ臭いキャラ演出が面白く描いてた。今期のナイスサブキャラだと思う。