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上松範康の最大の功績はETERNAL BLAZEよりも翼はPleasure Lineだと思ってる

上松先生の本を読んだ。

アニソン・ゲーム音楽作り20年の軌跡~上松範康の仕事術~

アニソン・ゲーム音楽作り20年の軌跡~上松範康の仕事術~

著書は仕事術というタイトルも入ってるのでルーツを辿る自伝よりもこの仕事のここの部分が役に立ったというほんの少しビジネス本要素を入れた内容になっている。個人的にはルーツを辿る自伝が面白くて、こういう曲作る面白い人だなという感想を持った。
以前アニゲーイレブンでゲストに来たときにElements GardenETERNAL BLAZEの制作エピソードが読みどころ的にな発言をされてて、そことうたプリシンフォギアの制作秘話が一般的に気になるところだと思う。
でも自分は上松範康と言えば翼はPleasure Lineだと思うし、その部分の話が一番読みたかったわけだ。


翼はPleasure Line

この中で

今後自分たちをブランド化するなら、ブランドカラーは「ストリングスの速いパッセージとロックを混ぜたシンフォニック・ロックサウンドだ」と漠然と決めていて、それを実践した最初の曲が「翼はPleasure Line」だったんです。

やはりこの曲が現在の主流でもあるシンフォニック・ロックというジャンルの夜明け前であったことが確認された。ここから作った人間は変わるが純白サンクチュアリィやストリングス全開の楽曲へと進化していくことを考えるとここがスタートだったことだ。
ストリングス奏者の人から「人間の弾く譜面じゃない」って怒られたエピソードもあって、あの当時はそういう楽曲が存在しなかったことも想像できる。
そんな中でも面白い曲だね!って後押ししてくれる人の存在が一番大きかったのでは?と思う。面白いと支持してくれなかったらボツになってたし、このジャンルが生まれなかったと思うと…やっぱりこの曲凄いってことがよくわかった。

個人的に翼はPleasure Lineを取り上げたが、他のエピソードも取り上げたくなる話が多かった。誰とは言わないがプロデューサーってちょっと発想がおかしい方が面白いとか蒼井翔太の才能を見抜いて伸ばした話は興味深かった。