そこんとこ

好きなものを自分の言葉で語りたい

東山奈央 1st TOUR"LIVE Infinity"@オリックス劇場

行き先は…快晴だ!
東山奈央初めてのライブツアー@オリックス劇場に行ってきた。

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東山奈央は歌える声優で楽曲も自分好みの曲が多く、さらにイベントでの神対応を見てると、ワンマンライブではどんなステージを見せるのか興味があった。

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行き先は…炎天下の快晴だった。
ライブの前に物販に並んだ。
公園を囲むように導線が出来て並ぶこと1時間半強。パンフレットとキーホルダー以外のグッズが売り切れてた。
ガチャガチャもあったのでやってみたかったが、売場直前で物販とガチャガチャの列に別れてて、両方利用することは出来ず。また並び直さないといけないので断念。個人的にガチャガチャの印象良くないなあ。

これは声優現場あるあるだけど、初ライブや場数を踏んでない声優さんのライブの物販は速攻で枯れる。
ファンが一斉にグッズを求めて長蛇の列を作る傾向にある。
元々ロット数作ってない小物系のグッズは売り切れるのは想定内だけど、ロット数多く作ってるタオルやTシャツが売り切れるとヤバいサインだ。
物販売り切れの解決策は場数を踏んでグッズの種類が増えたら長蛇の列は解消されるんだけど、場数を踏めるくらい定期的にライブが開催されるのかって部分が難しいところ。



ライブの話。
フライングドッグだから、クールな感じのライブ演出になるのかなって思いながら、自分の中で「これくらいやるだろう」って想定値を出して予想してた。彼女のサービス精神旺盛さが想定値を飛び越えて思った以上のものを出てきた。クールな感じよりも正統派の声優ライブだった。

開幕群青インフィニティ
「うぉーうぉーするぞ!」という彼女の願いは一瞬で叶った。True Destinyと合わせて、瞬発力のある曲でのコール&レスポンスで始まる。熱さを感じさせる。

特徴的だったのはダンスパートとバラードパートにしっかりと時間を割いてたところだ。今回のライブではこの2つはメインディッシュだったように感じる。
ダンスパートはLED映像とのシンクロでの演出。声優ライブではあまり見ないタイプの演出でステージを上手く使ってた。MCでシンクロの演出やりたい!にスタッフからの100倍返しのエピソードは笑った。
(実はこの前の青空ダイアリーでダンスがあったが、ピンで踊ってるので何か物足りないというかフライングドッグよ、ダンサーに金使えよ!って思ったけど後々こういう演出があったとは)
ダンスは上手かどうかはわからないが、練習量の跡はよくわかるものだった。鍛えるよりも出来ることを精一杯やったという感想だ。
バラードパートではMCで声優デビューして10年と歌手活動もすることになって、ライブでも声優の仕事でも「初心」の気持ちを忘れずに思ってるという話。
元々テレビの向こう側でアニメファンだった彼女がここまで来れたこと自体がスゴいことだし、これからどんな表現者に変化していくのか声優としても、歌手としてもこれからが本当に楽しみになる。

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終盤は曲数は少ないが熱量が溢れ出すうぉーうぉーするタイム。
盛り上がる曲の弾はそこまで多くはないが、歌手活動やライブ活動が続くとこれからの定番になるだろう曲がまた増えていくという期待を抱きながら。

あと、アルバムの中で一番気になった曲さよならモラトリアムについて。
曲中でのコール&レスポンスやボイスチェンジでキャラソンと声優楽曲が化学反応して爆発した感じが出てて楽しかった。間奏の部分は隣の人と肩組んでの一体感のあるストーリーのある遊び曲だ。こういう曲を聴いちゃうとキャラソンもガンガン聴きたいなあって思うのだが、フライングドッグの事情とかあるのでしょうね。うーん…

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ペンライト遠隔操作の件について。
MCで「操られてるぞ!」って彼女もこの演出には好意的。バラエティ溢れる曲に対して曲のテンポによってコロコロ色が変わる仕様なのは演出上ではアリだと思うけど、これ強制されるとつまらない感じがするのでペンライト使わずに素手の丸腰戦術で楽しんでたと思う。
バラードの終盤で強制的に点灯される場面を見ちゃうとねぇ…。


この日のパフォーマンスを見てこれからツアーも、そして海外公演も成功しそうな空気がする(海外はアニメ出てるというアドバンテージが活かせる)。なおぼうの現在地とその先に進む道は快晴だ!と声をあげて言える2時間半のライブでした。楽しかった。