そこんとこ

好きなものを自分の言葉で語りたい

ASCA「百希夜行」を聴くとリスナーは感情という大海に帆を立てて進めという気持ちになる

ASCAさんのアルバムの話をしてなかった。

百希夜行 (完全生産限定盤) (Blu-ray Disc付) (特典なし)

百希夜行 (完全生産限定盤) (Blu-ray Disc付) (特典なし)

  • アーティスト:ASCA
  • 発売日: 2021/01/27
  • メディア: CD

最近聴いたCD2月号のトップ項目に上げたいくらいの出来だと思ってる。
1曲目の進化論から、「1stアルバム以上にゴリゴリ来るんじゃないの?」ってなった。


ASCA 『進化論』Lyrics Video Full version(2021年1月27日発売アルバム「百希夜行」収録)

1stアルバムからの進化を示すような曲。
僕がASCAに求めてるのは、歌への感情を剥き出しでフルスロットルでブッ飛ばしていくような楽曲。別の例えだと「歌唱力で殴り飛ばす」こっちの方がストレートに伝わると思うんだけど、暴力的に伝わりそうなので、自分は敢えてまわりくどい例えで。
結局辿り着く結論は「力(=パワー)(=歌唱力)こそ正義」という話で。
それが5曲目のSAYONARAまで続いていくから、彼女のボーカルから情熱が欲しいなら最高の流れであり、意図的な選曲なのだろう。


ASCA 『命に嫌われている。』(2021年1月27日発売アルバム「百希夜行」に収録)

感情剥き出しでやって来た楽曲でも、命に嫌われてるのカバーのような強いメッセージせいのある曲を歌い上げることでの、歌唱力の裏に隠れてる表現力が楽曲やパフォーマンスに反映されてる。自粛期間が彼女にいい方向に流れてたのだろうか。



ジャケットの絵に船が描かれてるので。
感情溢れる荒波の大海を抜けると、君の街へやWings To Flyのような優しくて穏やかな海が彼女の目指してる方向に感じた。

君の街へ

君の街へ

限定版のライブBDはまだ見てない。
これを見ると、また感情溢れるライブという荒波に揉まれたい気持ちになる。