そこんとこ

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手を伸ばした音楽は立ち止まらない TRUE Live Sound!vol,4~Progress~@中野サンプラザ

2021年のライブ初めはTRUEの延期になってた中野サンプラザのライブから。
自分のライブ暦で言うと
「あけましておめでとうございます」

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昨年10月の渋谷公会堂、12月のロームシアター京都から状況が一段と悪くなってた。
緊急事態宣言が発出されて、無観客か中止かどちらかと思ってた。
今回5月の日本青年館延期分だから、2回の延期は...中止を意味する。ここでの中止はお互い辛いものがある。
イベントは上限の50%か5000人以内でも開催できる。
でも、宣言にビビって直前でも延期や中止するイベントも見かけた。開催されるかどうか不安だった。
なので、万全の対策をしてくれて、開場と開演時間を早めてでもライブの開催を決断してくれたお鶴さんの運営には感謝の気持ちでいっぱいだ。
開催してくれてありがとう。

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1曲目の黎明がボーカルも演奏の音も「ちょっと爆音過ぎません?」
ちょうど自分の席が1階の後ろから2列目で、2階席の天井下なので音が反響してるのか、音響がミスってるのかわからない。MC入ってから3曲目以降は落ち着いたので、やっぱりミスってるってことにしよう。
ただ、この曲とLonely Queen's Liberation Partyで始まるってことは、今日のライブに向けたメッセージのように感じ取れた。

MCでヴァイオレット・エヴァーガーデンの話になって、これまでのイベント同様作品に対して誇りを持って、これからも作品と共に歩んでいく姿勢ってのは、アニソンシンガーだから出来ること。
作品を愛して、そして楽曲も愛するアニソンの流れが受け継がれていく姿を見た。
Sincerelyの冒頭のアカペラからテンポが速くなるアレンジには強い意志を感じた。こういうアレンジ、自分は弱くて、ちょっとゾクゾクしちゃった。
あと、本編最後のWILL未来のひとへには作品から飛び出して、これからの未来への希望の音楽を示すようだった。この2曲を繋げるのは反則だよ。

今回バンドメンバーが一新されたんですよ。
名前のない空腹とか次の僕へのイントロ部分のズンズン来る楽曲との親和性が◎のような気もしてる。
このメンツで、ギュウギュウの狭いライブハウスで声出して叫ぶライブだったらもっと楽しいだろう。そんな世界が戻ってくる日を常に願ってるが。
次の僕へも入れた後半の激しい4曲は跳びまくった。2021年の跳び初めには申し分ない楽曲揃いだ。
色々な制限や来れないこともあって、想定以上のスペースが生まれたが、そのスペースを十分に活かして、来れない人の分も天井突き破るくらい跳んだつもりだ。
てっきり着席指定のライブだと思ってたら、立ちOKだったのがよかった。誰だよ、着席指定のリプ送った奴。

MCで「私の音楽に手を伸ばしてくれてありがとう」という発言があった。
自分は2019年の2月に現地でTRUEの音楽に触れたとき、また触れてみたくなった。また手を伸ばしたくなるくらい、TRUEの音楽は生命力溢れる音楽だった。
そんな音楽が昨年立ち止まってしまった。作品と共に歩み続ける音楽が止まってしまうことがここまで辛いことだったとは。

制限がある中、自分は現地で音楽に手を伸ばす決断をした。そして配信で音楽に手を伸ばしてくれた人も居る。
お互い共通してる想いがある。
  
    音楽は立ち止まってはいけない

TRUEの音楽は立ち止まらない。そして、これからも作品と共に進化していく音楽だ。

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跳びきって楽しかった暑かった外の空気が気持ちいい爽快感があったと同時に、後方だったんでアーカイブ配信も買おうかな、その前にライブBDも欲しいしライブグッズも買えるんかな。