そこんとこ

好きなものを自分の言葉で語りたい

鈴木このみLive 2020~SingleCollection~@LINE CUBE SHIBUYA

どういう風に書けばいいのか忘れてしまった。現地に行って生で観て感じたのは。

「ライブが、戻ってきた」


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様々な制限やルールを乗り越えて再び動き出す地はLINE CUBE SHIBUYA、渋谷公会堂ですね。
2000年の奥井雅美のツアー以来の20年ぶり。当時の記憶は隣がNHKくらいでこんなにカラフルで綺麗な箱だったの?


ライブまでのことは後日書きますが、今回のライブは行政の指導で21時には終わらないといけないルールがある中でのライブ。
シングルコレクションってタイトルだが、19枚シングルを出してるので2時間でどうするのか?
あと7月クールはトリプルタイアップだったのでカップリング曲も聴きたいので、ここをどうするのか?が楽しみ。


イベントだと2月のアニバオーサカ以来8ヶ月ぶり。単独ライブやバンドが入ってるライブは大晦日のピューロランド以来だから10ヶ月ぶり。
配信ライブもあったけど、半年以上も生でライブの空気感を味わってないので、盛り上がり方覚えてるのか?ちゃんと盛り上がれるのか不安だった。久しぶり過ぎて緊張もしてた。ライブ前特有のワクワク感とは違うものだった。


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オープニングの出囃子からの蒼の彼方のギター音を聴いて、出来ること出来ないことがあるけど、
「今まで見てきたライブの景色が戻ってきた」
という安心感があった。ここまで辿り着いたんだ。
配信では味わえない演者の動きや、声を出せないけど客席の空気感も肌で感じれた。
これだ!これだ!自分の求めてたこのみんのパフォーマンスとライブの景色と空気感だ。これだけで嬉しかった。

盛り上がり方なんだけど、激しく盛り上がれなく自重する空気を予想してか、ペンライト持ってきたけどペンライトの電池が切れたハプニング。
途中まで振ったり振らなかったりしてたけど、結局は定着しつつある素手の丸腰スタイルに。段々思い出してくる。ブランクあった。


コンセプト通りのセットリストだった。
枠に入りきらないシングル曲は5曲まとめてのメドレーになった。所々の繋ぎが秀逸と言うか心地良いものだった。あまりメドレーを入れる選曲には懐疑的だけど...。
舞い降りてきた雪で雪を降らせる演出は綺麗だった。Theater of Lifeではハプニングがあってライブらしい光景(反省会行きだろうけど)。A Beautiful Mistakeで突然タオル振り回してビックリした。新曲をステージで表現する方法を持ってた。個人的には声出せたら最高だったんだけど。



で、アンコールでのMCの話になるんだけど。

ビックリした。
後でアーカイブで観たんだけど、制限時間まで20分くらい余裕があったんだね。
言葉を選んで話してる姿にビックリしたから動揺してた。客席も明らかに動揺してた感じだった。

4年間患っててあのパフォーマンスってのが凄いとしか言えなくて。「納得した歌が歌えない」って話からプロなんだなって安直な感想しか言えなくて。
結局僕らはその決断を尊重するしかなく、焦らず治して欲しいとしか言いようがない。
ただ、2ヶ月くらいで復帰できるのかがどうなんだろうって気持ちもあって。

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最後のMCまではライブの景色が戻ってきて、ここから動き出すことを嬉しく思う夜になると思った。
賛否両論あって、色々な感情や想いが交錯した。
またここから、元気になった完全体の鈴木このみが戻ってくることを待ってよう。歌えばそこに君がいるから。