そこんとこ

好きなものを自分の言葉で語りたい

伝えたいメロディがダイレクトに伝わった「響け!ユーフォニアム届けたいメロディ」

「総集編と聞いてたら新作カットがあってビックリした。これで新作版で良いんじゃないの?」
劇場版響け!ユーフォニアム届けたいメロディを観てきました。
総集編だから軽い気持ちで観てたら最初の幼少期のあすか先輩のカットで「おいおい、普通の総集編じゃないなこれ」いきなり冷や水被せられた気分に。
さすが京都アニメーション!だったのは、ファンが見たかった久美子とあすか先輩の関係を軸にしてそれ以外を排除させたという手を抜かずに作ったこと。アニメ本編が好きな人には脱線した部分も面白いけど、今回ばかりは学園生活と部活動よりも吹奏楽エンターテイメントを描かせた。ここが恐れ入った。
アニメ本編でも言ったが自分のベストシーンは久美子が直接あすか先輩を説得するシーン。あれ見て京アニの泣きシーンの作画も凄かったが、黒沢ともよの芝居が本当に凄かった。あれがコンスタントに出せたら名声優になれるが如何せんそれを活かすような作品やキャラクターが出てこないのが悲しいところ。
劇場版はあすか先輩のシーン事の表情、隠してる部分や確たる決意を出すシーン、近畿大会や全国大会で出したシーンが好きで見所ですね。
吹奏楽エンターテイメントだから演奏シーンも手を抜かない。演奏シーンもたっぷり入れて伝えたい決意、メロディが楽器は吹けない弾けないが伝わった(腹式呼吸が出来ないとねえ)。

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さて、劇場版で驚いたのが始まる前にあった「フォトセッション」どれだけリピーターを増やすのか?来場プレゼントだけじゃ限界だから撮影OKの時間を設けたのかわからないが、作品の良さを伝える手段としてはアリだと思います。

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伝えたいものがアニメファンにも視聴者伝わった、そして伝えたい深みに入りたかったので2回目のおかわりを観たかったが見事に時間が合わず…後日買えなかったパンフもちゃんと購入したので高評価の作品でした。