そこんとこ

好きなものを自分の言葉で語りたい

歓声が戻ってきた TRUE Live Sound!vol.6~Encount~NHKホール #つるえん

12日、TRUEさんのワンマンライブに行ってきました。

会場はNHKホール。あのNHKホール。
すぐ近くの渋谷公会堂は行ったことがあるけど、NHKホールは初めての箱。
いつもなら渋谷から坂道登ってやって来るパターンだったが、朝からとある場所に寄ってた場所から来たので(この話はまた今度)、渋谷よりも代々木公園の方が最寄りで近いことが判明。なので今回は代々木公園からやって来た。渋谷からは180度違う風景で本当に東京かって疑うくらいだ。

席は2階Lの11列目でした。
実際入場してみると、明確に2階ってよりも1階の延長線上の感じがしてて。なので、思ったより観やすかった。
そして僕の左隣が誰も来なくて広大なフリースペースが発生。

さて、今回のライブの注目は声出し解禁です。


お鶴さん現場はどうするんだろうって注視してたが、声出し解禁の方向に動いてくれたことが純粋に嬉しかった。そして運営の判断には感謝しかない。
この3年間、止まった時間から一歩ずつ一歩ずつライブのある日常に戻る様子を動き出す姿を見ていた。
もう少し時間がかかるのかって思ってたが、声出しまでライブの日常が戻ってきた。


場内のBGMの音量が大きくなると始まりの合図。
拍手以外にオタクの歓声が含まれてた。これまでのライブの雰囲気からさらに熱くさせる空気があった。体感温度が2、3度上がったような感覚がある。これで戻ってきたんだなって感慨深くなってた。
僕も、どういう風に声を出してたのか思い出しながら出してた。

ライブ序盤に「シングル曲中心にやります」ってお鶴さんの予告があった。
いざ蓋を開けてみると、アルバム曲が中心の渋いセトリになってて、「話が違うじゃないですか!」画像を用意しようかって思ったり。それでも声出しの効果か、期待感でこの選曲でも楽しめる。
中盤のじっくり聴かせるタイムでは、初めて聴いた浄歌がよかった。レーザー光線の演出がカッコよかったことも含めて。
あと、斬新なネタバレしてくれたSTEEL-鉄血の絆-も。立って聴きたかったなあって本音はあるけど、最近ライブで聴けてなかったのでネタバレありがとうとポジティブな気持ちで。
そして、情緒をぶっ壊す時間には大歓声が。
UNISONIA飛竜の騎士Divine spell三種の神器がフルコーラス(←ここ重要)の揃い踏みには言葉にない言葉が出てた。これですよ、情緒をぶっ壊したり天井突き破るくらいの破壊力を備えてる曲があるのもお鶴さんの魅力の1つ。
「最後の曲です」からの「エエエーーーー!!」も言えた。すっかり忘れてた。
これが寒いとかスベってるとか言われてたけど、3年ぶりに言ったら気持ちいいんだもん。「今来たばっかり!」も言っちゃうよ。

「お鶴!」コールのアンコールも出来た。
アンコールはサウンドスケープDREAM SOLISTERのユーフォ繋ぎ。やっぱりこの作品の曲も聴きたいよ。

声出しは拍手以外でのステージと客席とのキャッチボールがより明確になってライブにさらなる熱気が戻ってきた。
そりゃ拍手だけでもキャッチボールは出来るかもしれない。拍手の強弱でどういう反応なのかを表現するのは限界があるし、客席からでも何か伝えたい気持ちだってある。
声出し解禁はこれまであったライブの距離感がまた縮まった。正確に言うとコロナ前の距離感にまた近づいてきた。
最後のDelighTは演者と客席の距離感が近づいたような楽曲でした。




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素材の旨味を活かす さユり 弾き語りツアー2023「酸欠衝動」梅田クラブクアトロ

さユりの弾き語りツアーから2023年のライブが開幕です。

最近よく行く梅田クラブクアトロ
当日券が出てたけど、オールスタンディングでほぼ満員でした。最近のライブでもここまでの客入りは珍しい。
つーか、Zeppでやるような人が小さい箱でやったらこれくらいの密集になる。
下層で観たいなあって覗くもしっかり詰まってたので、仕方なく上層後方で観ることに。自分の居たポジションは運よくステージが見えるポジションでした。


ツアーの初日なんで、セトリがどうのこうのって語れない。でも気になった曲とかは断片的に語りたくなった。若干(それ以上?)ネタバレするかもしれない。
静寂な空気からさユり独りだけステージに立って拍手で開幕。普段のライブとはちょっとだけ違う空気が流れてた。
ライブがどうだったのかの前に、弾き語りベストアルバムが良かったんだ。

バンドサウンドで響かせる曲とは違う、楽曲そのものから出る旨味をギター1本で調理するようなイメージが浮かんだ。素材そのものが味わえるライブに興味があった。

光と闇がよかった。ふと思い出したんだけど、一昨年のワンマンライブでもこの曲が良かったって多分言ってたような。
世界の秘密もよかった。
この曲こそ弾き語りだと印象が変わる曲でした。楽曲という素材をギター1本で蒸して柔らかくしたような感じがした。あと、弾き語りでしか味わえない独特の間、そしてそれを見守る静寂とした空気、緊張感。これこそが最低限の調味料に聴こえた。

あと花の塔
これを聴きに来たことも数割かある。これをやらないとざわつきそうな空気でもあったけど。
曲の入り方が全然違ってて、これが本来の曲の味って思うと面白い。弾き語りするには難しい曲だってことはわかった。
因みに、曲の前のMCで鉄塔が好きで新大阪から移動してると鉄塔が見えるところがあるって話をしてて、「これは!」って流れになったが別の曲やってズッコケそうになったのは内緒。


もうちょっと欲しかったなあって本音はあるけど、楽曲という素材の味を最低限の油と調味料と入れて、ギターという調理器具で焼く煮る蒸すような感じ。
「この曲はオリーブオイル垂らして焼いてるように弾いてるなあ」「この曲は蒸してるかなあ」○○将ご飯を連想しそうな身体に優しいライブでした。

なお、ライブ後にワンドリンクでレモンサワー飲んでぶち壊すオチ。

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深い河の先でアニソンの熱量を見守ってるよ

ツイートのツリーだけ切り取るのはどうかと思うので、マジで辿ってください。個人的にダラダラ載せるのが好きじゃないので。
田中公平先生がアニソンについて核心突いてたので辿ってみたらアニソン評論家()の発言が出発点だった。
この前の生態系の破壊の話と同じような路線なので、あれから思うところがあったので。

オタクと一般層には深い河が流れてるんだ
エンタメが多様化して、エンタメが一般層まで降りてきて触れやすくなったとはいえ、やっぱり両者の間には深い河が流れてるわけで。
前はその深い河を失くしたいとか、埋めたい想いや使命感があった。けれど時間が経つにつれて環境の変化により離れたり、他のコンテンツに離れたりしてかつての熱量は削がれていった、僕もそうだ。
それでも、アニソンもっと盛り上がりたいなあって熱量はゼロではなくて。
前のエントリでも書いたが、アニソン歌手の生態系の破壊って悪いことではないないと捉えてる。
メジャーなアーティストが作品に対して熱量を持って作っていく姿は参考にするべきだと思うし、別の視点での捉え方というのが歌い手もリスナーもいい影響を及ぼすって考えてる。
結局のところ僕は深い河の向こう側のオタク側の人間なので、向こう側から作り手のメジャーな皆さんの熱量があるのかどうか見守ってたい。



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夏の予定が埋まっていく話と声出し解禁の話

夏の予定が出てきた。
この時期には予定が無ければ夏に向けて力を蓄えるべきなんだけど、それが実現しないのが自分の悪いところ。その場しのぎの動きをとってしまう。
それでも、半年以上先の予定を見せてくれるのは、休み等々行動の予定を作りやすいのでマジで有難いこと。
奈々ちゃん夏ツアーについて。
熊本と金沢行きたいけど、熊本が日曜の18時スタートってその日のうちに帰れないのは厳しいかな。アスペクトからのおかわりを試みたかったが…。やっぱり月曜に休みが取れないと動きにくい。
一方で金沢は、時間も場所的にも帰れるには帰れそうなので、行こうかなって思ってる。ただ、先行抽選で当たるのか?という最大の問題が。
あと、有明アリーナは土曜日で考えてる。
最終日は色々楽しみがあるけど、帰れないリスクがあるから。前週のアニサマとの兼ね合いがあるからアニサマも早く発表してくれ!が本音。
予算を無視して計画を立てるこの時期が一番楽しい。


ライブでの声出しが解禁されるみたいですね。
遂に来た!って感じで嬉しいんだけど、一気に進んで少し戸惑ってることもある。
個人的には「声の出し方を忘れてる」ことへの不安もあって。ちゃんと声出したり歌えたりするのかな?特に真綾ちゃん現場。



ブシロード運営がそうなんだけど、発表の前から水面下で声出し出来るように動いてた運営ってのは信用出来る。
求められてることのために動く、その部分をしっかり掴めてることが大きい。
消極的に動いてる運営が悪いわけじゃない。
それだったら、声出し以外で魅せる何かを提示するべきだと思う。


(まさか数年でブシロード現場を褒める展開になるとは…)

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アニソン業界の生存競争が激しい話

破壊されたアニソン生態系と、アニソン業界の現在地を書き記す - アニソンブログ ア・ラ・カルト

アニソンの話になるとはてブも異様に盛り上がるし、色々な捉え方があって面白い。

「生態系の破壊」と捉えてるが、自分は以前から言ってるように、
「アニソン歌手の椅子取りゲームの椅子が減らされていってる」
と捉えてる。
僕はアニメ作品が減ることでの椅子が減らされるって定義だったが、ここまでメジャーなアーティストが入ってくるとは思ってなかった。
これってそこまで悪いことではないと思ってて。少なくとも我々ロスジェネ世代が持ってる偏見や否定から入ることは無くなってることでして。
なので、メジャーもインディーも注目して乗っかりたいコンテンツであることは確か。
ただ、乗っかって金脈も当てるかどうかは話は別なんだけど。
結局は資金力注ぎ込んで良い作品持ってくるレーベルが強いのかなぁ…って思ってしまう。
外からの目線だとこういう風に感じるのだろうか。


これがファンや推しの目線になると、なかなかキツいものがある。
アニソン業界の生存競争に生き残らないといけない。果たして生き残れるのか?って話でもあって耳が痛い話でもある。
誰かに刺さる曲を歌っても、何かしらの結果を残さないといけない。
万人にウケる結果なんて難し過ぎるから、誰かに刺さり作品にも刺さるような曲を歌い続けてる。

結局、生態系の破壊も椅子取りゲームも「生き残りたい!生き残りたい!」と先日のうたコンのライオンのサビが耳に残る話だった。

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2023冬アニメ色々見てますよって話

なんとか追いついた作品もありながら、何本か見てます。
今期は異世界設定が多くてどうなんだろうって感想があるけど。


僕の注目のスパイ教室は4話まで追いついてる。
3話でエルナを出して、原作1巻消化してペース早いなあって思ったけど。
結局7人だったのが8人でした!って言語化のみの小説の世界だから出来た仕掛けは、画に変換することは難しかったって結論になってまして。勝手に知らないキャラを捻じ込ませたり、声だけ捻じ込ませる方法でもよかったが、それをすると色々突っ込まれるかもしれないので出来なかったと僕の推測。出来るアレンジはそこだろうなあ。
それより、エルナを水瀬いのりにやらせたのがビックリ。
ネームバリューでゴリ押すキャスト陣だったらその起用もあるとは思ったけど、まさかそんなベタな起用をするとも思わなかった。
4話からはエルナの話になるんだけど、悪くはないと思ってる。
2クールって噂があるけど、マジなの?

Buddy daddies

3話まで見ました。
ミリちゃんがかわいい。でも、アーニャと違ってなんか苛つかせる場面もある。芝居の上では誉め言葉になるが。
P.A.WORKSなりにあの作品やこの作品を参考にしたんだろうって。どうしてもそれがチラつくのが気になる。
設定投げ気味なのは僕は理解できるし、作ってる側も「察しろよ」的な空気も感じるが、もう少し丁寧に作ってもいいのかなって思う。
継続します。

TRIGUN STAMPEDE

SPY×FAMILYの流れで23時はつけてた。
2話から出話の流れは掴めてないが、画は違和感みたいなのは無いのが凄い。
おそらく皆も掴めてないんだろうって想像できる。良いけどウケないのジレンマがある。
EDの曲が良かったので、とりあえず23時はつける。

www.youtube.com

とんでもスキルで異世界放浪メシ

ネットスーパーってwwwwww
1話だけ見た。
面白いかどうかわからないが、イオンプレゼンツみたいな展開に「うわぁ…」って声が漏れた。
識者は面白いって見解なんだけど、どうなんだろう(懐疑的)。

便利屋斎藤さん、異世界に行く

1話は見た。
僕はこっちの方が面白かった。
異世界設定の作品は最初が辛い展開なんで、これくらい緩くて軽いほうが見やすいって僕の見解。
これは続けてみるかも。





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アニサマVIP席とせめぎ合う価格帯の話

アニサマの円盤先行でVIP席が発売されることが発表されましたね。
アニマックスでも実施されてた価格の違う2種類のチケット。
アニソンフェスでも王道で中道のポジションのアニサマでも発売されるのか…って個人的には意外でした。

プレミアムチケットを設ける時、「出せるか出せないかの絶妙な価格」ってのがポイントだと思ってて。アニマックスではそれが15000円だったんでしょうね。
これならオタクは動くって価格設定をどこに設定するのか。オタクを動かせる価格のせめぎ合いだ。
その結果がVIP席の25000円。
思うに、アニサマの運営は15000円の中途半端な価格にするとアニサマのオタクが普通に飛び付く読んだのでしょう。その考えはわからないでもない。
運営的には「アニサマのオタクが出せるか出せないかのギリギリの価格」が25kだったのかって僕は推測する。
僕は手が出せないけど、オタクは「うー」って唸ってそう。
あと、ポイントは現地で感じたアニサマ自体が好きな箱折し(定義的に違うかもしれないが)勢やガチ勢が、前列保証とリターンにどういう反応を示すのか興味ある。
TLでは「手出せない」ってのが多かったが、それはアーティスト推しや声優推しはその見解だろうけど。
もし、VIP席の申込みが多かったらアニサマは価格帯の高い方向にシフトチェンジすると思うし、手の届かないイベントになるかもしれない。売れなかったらどうするんだろう。


何より円盤買うガチ勢がどう手を出すのかが注目ですね。

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