安月名莉子は見てみたいシンガーソングライター。
彼方のアストラのEDを聴いた時に「この人の才能はもしかしたら大化けするかもしれない!」って自分の第六感が反応した。
心斎橋VARON
今回の大阪でのライブは東京公演が完売して急遽決まったライブ。
年末の土曜日で開演が19:30と遅かったのは昼間にライブやってた後に入れてもらったんだろうって推測。
150人入ったら埋まるくらいの大きさで100人くらい入ってた。大阪だからそんなものか。
ステージに10本のアコースティックギターが並ぶ異様な空間でライブがスタート。イシバシ楽器の協力で総額200万円のギターだ。彼女モデルのアコースティックギターも発売されて33万円だそうだ。
君にふれてからメジャーデビュー前に作った楽曲も披露されて、いつも行ってるロック寄りのライブとは違ったシンガーソングライターのライブを実感。
個人的にはアニメのタイアップ曲のパフォーマンスがどんなものか気になってたが、whiteoutはアコースティックギターでのアレンジでも原曲の世界観に近づけてた。この人スゴいポテンシャルを持ってる。
その後のたたくおと
ぜひタイアップ曲聴いた後にこれを聴いてほしい。色々価値観が変わるくらいの曲でオススメする。
ギターは持ってなかったけど、詞やこの後のMCも含めて普通のアニソンシンガーとは違うベクトルで動いてるのがわかる。
be perfect.piz!の前に衣装替え、そしてフロアでは本人自作&編集の振り付け講座の動画がプロジェクターから流れるが映像が切れてるクオリティだったのは内緒。
後ろに並ぶアコースティックギターを色々変えながら演奏。同じように見えても微妙に違ってて奏でる音色も微妙に違ってくるのが印象的。利きアコースティックギターみたいだ。
本編ラストはGlowat the Velocity of Lightで締める。
安月名莉子は「アニソン界の女優」を目指してるようだ。
作品に寄り添える曲を書いていきたいという意味での「女優」だ。彼女はアニソンを歌い続けたい意志を感じたが、自分はシンガーソングライターとしてのこれまで道程が楽曲を支えてると感じた。
メジャーデビューする前の楽曲も凝った曲だった。ステージで数えるくらいの人数で歌ったこともあった。大阪で歌う時は車で移動してた。新幹線が速いってツイートも納得する。
それだけデビューまでの道程が苦労してるが、表には出ないシンガーとしての強い意志はしっかり伝わった。
MCで言ってた「今歌うべき歌を歌う」って言葉が印象的。デビューから1年経って彼女が一番歌うべき曲がriseだったのかもしれない。
2020年は安月名莉子がアニソン界をriseする未来が見たい。