そこんとこ

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西沢幸奏 SHIENA NISHIZAWA LIVE TOUR"Break Your Fate"@岡山CRAZYMAMA 2nd Room(8/13)

幸奏の12ヶ所に及ぶ全国ツアーもファイナル。岡山でのライブは18きっぷ期間&日帰りで行ける距離ってことで夏の遠征の一貫で参戦することに。
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CRAZYMAMA 2nd Room、当然のように初めての箱。岡山駅から歩いて数分の繁華街の雑居ビルにあるライブハウス。クロークはあったけど、岡山駅でロッカーがあったのでロッカーに荷物入れて会場へ。入場するまでの階段から乱雑でアレな凄い場所でライブするんだなって。
HPでは200入るってことだけど整理番号120くらいまで呼ばれてたけどそれくらいでも狭く感じる箱。そして最前列付近だけ天井が低い凄い構造。

ライブはファイナルということもあってバトルの度合いがさらに上がった。闘いって表現もここでは間違ってないような。2曲目にBrand-new World持ってきてちょっとビックリしつつさらに盛り上がったので。自分も3、4列目にポジショニングして闘いに挑んだが最初から急激に狭くなって。あまりに狭すぎて後方に撤退したくらいだ。なぜあんなに圧縮したのかはわからないが。
MCでは地元の人があまり居かったので岡山の名物が何だったのかわからないことになったが。桃で良いと個人的には思うけど。即興ソングのコーナーはおにぎり×蜂蜜×ドラクエという最長で最高の出来。
このツアーを振り返ってやライブでやってる音楽の方向性の話になって、ピアチェーレが好きな人には辛いだろうねって話をしてて。ピアチェーレや帰還「だけ」が好きな人には辛い空間だろうなあ。ロックも好き、でもこういう癒しの音楽も好きって人ばっかりだったのでそういう問題は今回のツアーでは無かったが。
個人的にはライブ後の握手会でも言ったけどJust Oneが良かった。
アンコールも入れて17曲で約2時間のツアーファイナルでした。

成長と課題とこれから

自分はツアー3ヶ所参戦したが、良い意味でライブに慣れてきてツアーでのパフォーマンスや方向性が確立されたと感じた。MCでツアー通じて成長してると言ってたが、時間の使い方やステージでの立ち振舞いとかワンマンの時に比べると良くなってた。成長を感じたところ。
一方でツアーが進むにつれ「かかってこい!」を強調し始めてライブが「闘い」と称されるようになったのはどうなんだろう。前へ前への推進力があるのはいいことだけど、その推進力に周りが追い付けてるのか?がわからない。彼女自身ももうちょっと回りを見て気配りや対応が欲しかったのかも。攻撃的な姿勢ってのは好まれるけど、攻撃的オンリーで守備ががダメで周りが見えてないってどこかで見たことある現象だから。やってる音楽と周りとのバランスは今後の課題。
この日にわかったことだけど、MCや開演前に出てきた社長の話から赤坂のワンマンライブから全国ツアーまでで一区切り。11月に筑波大学の学園祭に出る発表があったが、このツアーまでの精査して今後どういう方向性でやっていくのかを考えてるはず。
個人的には今やってるゴリゴリのロック路線をどう微調整するかだと思うが。
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