そこんとこ

好きなものを自分の言葉で語りたい

坂本真綾について語り尽くしたくなる女性声優アーティストディスクガイドの話

女性声優アーティスト ディスクガイド

女性声優アーティスト ディスクガイド

声優楽曲ディスクレビューってのは色々あるけど、これは90年代00年代10年代の作品をバランス良く取り上げていて、3つの世代を渡ってきた人間にとっては声優楽曲の流れがわかる一冊になってる。純粋にディスクレビュー、誰々の作詞提供とかメカニックなことが書かれてないことも良かった。


語りたくなる!ってポイントは、執筆陣が一斉に坂本真綾を取り上げたかった!という思いが伝わったアルバム全作品紹介(ベストアルバム等は除く)。
どの世代かによってどの作品がハマるのか。勿論、どの作品も名盤に近い作品ですが、90年代の人間からするとやっぱりDIVEだと思うのですよ。

DIVE

DIVE

1~5曲目までのインパクトが半端なかった。ユッカの胸を抉るような詞に孤独→DIVEの深海へ潜っていくような深い世界観が当時の自分に響いた。今でも色褪せない名盤だと思うし00年代10年代にもオススメしたいが...。
坂本真綾の作品は季節によってこれが聴きたい!ってのがあある。DIVEやルーシーは冬から春にかけて、夕凪LOOPは晩秋から冬、かぜよみは冬。寒くなったり寒い時期に彼女の歌う詞が身に染みる。で、夏の作品って思い当たらない...あるんですよ。それが自分が00年代や10年代にオススメしたいイージーリスニング
イージーリスニング

イージーリスニング

これは梅雨から夏にかけて聴きたい曲。特にanother grey in the big blue world→birdsの鬱陶しい梅雨空からの夏の日射しを想像させる流れがオススメポイントでして。
あと、少年アリスもオススメしたい作品。
少年アリス

少年アリス

結局自分は生で聴きたかったソラヲミロをライブで聴いたことがない楽曲になった。そしてこの曲は今後もやらないだろうなあってなんとなく思ったり。
このアルバムは光あれの素晴らしさについて言葉に表せないくらいの感情的に聴いてしまう曲でもある。


結局、坂本真綾だけでも語り尽くせないという予想してた事態に。他の声優についても語りたくなるが続きは次で。