そこんとこ

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【アワードも】第11回声優アワードレビュー【君の名は。】



今年もA&G+の授賞式の中継見てました。
予想の時にも語ったように今年のポイントって「声優アワード的に君の名は。がどういう扱いなり評価なのか」ここだと思うのですよ。
君の名は。を否定してるわけじゃない。候補の中には上がると思う。だが、露骨なまでの主演男優女優のダブル授賞は無いよなあ。だったら助演女優賞悠木碧選べよって言いたくなる。あの無駄走りや攻守に渡るような貢献具合の演技が評価されないのは寂しいし、どこ見てるんだよと声高に叫びたくなる。
ダブル授賞の時点で声優アワードは話題性に負けた。だから怒りよりもちょっとした絶望感が半端無かった。ただ、時間が経ったらぶちギレてたわけで。
後で振り返ったら、特別賞ののんからきな臭い雰囲気だった。
推測だけど、もしかしたら声優アワード的に主演女優賞はのんを選びたかったと思う。それはそれでアリだと思うが、芸能界的にはそれを許さない何かが動いたのだろうか。だからあの特別賞って形になったと推測するが。
声優アワードは芸能界の圧力に負けてしまったという結果にこれだったら内向きの賞レースでも良いじゃない!変に外向きの色を出さなくてもって。
そうそう、声優アワードには作品アワードの側面もあるけどこれだと「劇場版アニメが強かった」って総括になるのですが、聲の形が外されてるのか干されてるのか嫌われてるもよくわかりました。

今回の1年遅れの法則が発動したのは新人女優賞。いきなりの小澤亜李の授賞に
1年遅いんだよ!
やっぱりぶちギレてた現実だった。
だが個人的にビックリしたのは千本木彩花の授賞でして。物怖じしない度胸もあってセンスがある演技は代表に呼ばれてもおかしくない逸材。単純に自分がこういうロマン溢れる人が好きなんですよね。
やっぱり今年は助演賞までが恐ろしいくらいにまともな選考でそこから先がおかしなことになってた。
歌唱賞のAqoursについては微妙。グループでの知名度はあっても個人の知名度や結果を出してないので今後求めたいところ。

今回驚いてちょっと嬉しかったことは新人男優賞の小林裕介。今年で32歳だったこと。見た目若いのに意外だ…よりも24から志して28で事務所に入ったって苦労人みたいな話にゼロから始まる××世界じゃないけどよく頑張ってるよね。こういう人を応援したくなるね。



終わってみれば良い面と黒い闇の面がはっきりしてて声優アワード反省会をやっても何時ものようにぶちギレるけど語れるんじゃないかと思った次第です。