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平成からのポップカルチャー!? 国立新美術館で“ニッポンのマンガ*アニメ*ゲーム展”を見てきました

今回の東京遠征日記はコチラを

国立新美術館 THE NATIONAL ART CENTER, TOKYO

6月24日から新国立美術館でニッポンのマンガ*アニメ*ゲーム展が開催されてるので、ちょうど東京に来てるので行けるよね…行こう!って流れ。

新国立美術館は六本木にあって、ギロッポン!だけどアクセス的には乃木坂からでも行けるとのこと。なので乃木坂ルートで。




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乃木坂駅から直接新国立美術館へ行ける!これは便利。





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さて、この展覧会は手塚治虫が亡くなった1989年から25年間に作られた作品を「紹介」するもので。以下の切り口で紹介されてる

第1章 現代のヒーロー&ヒロイン
第2章 テクノロジーが描く「リアリティ」作品世界と視覚表現
第3章 ネット社会が生み出したもの
第4章 出会う、集まる 「場」としてのゲーム
第5章 キャラクターが生きる=「世界」
第6章 交差する「日常」と「非日常」
第7章 現実とのリンク
第8章 作り手の「手業」

ポイントは1989年ってことで魔神英雄伝ワタルがない、やり直し!と言いたいわけだがそこはグッと我慢。
切り口は良いと思うが、切り口に対しての考察などのもう1つ掘り下げたものが欲しかった。切り口からの作品「紹介」としてはアリだと思うが。それでも説得力に欠けるような作品もありますが。
「作品の紹介」だから一部アニメの扱いが雑で、単に映像だけ流して説明文だけじゃあ寂しいしもっと深く触れられないよね。あずまんがハルヒらきすたあの花のエリアに感じた。
切り口も詰め込みすぎだと思うし、ゲームも加えたことで余計にゴチャゴチャになってたような感じも。単純にスーパーマリオシリーズの歴史は面白かったしやりたくなるじゃないですか。
勿体ないのは、作り手の手業の部分がもっと見たかった。作品のリアリティを出すためにどういう手段を取ってるのか?公開できる範囲で公開してほしいし、個人的には良い仕事の裏側に触れてみたい欲求もある。


子供連れが多かったなあ…これ得するのか?って疑問に思ってたら夏休みは高校生まで無料ってことでタダなら楽しいよね。有料では…どうだろう。
なお、9月に兵庫の美術館でも展示がある模様。