そこんとこ

好きなものを自分の言葉で語りたい

SHIROBAKOでのフィクションの線引き

4月からはちゃんとアニメの感想を書こう。
SHIROBAKO最終回まで見終わる。月並みですが良い作品に巡り合えた。23話のラストではウルウル来ちゃったし、20話以降は色々考えさせられた。


ガルパンの時もそうだったけど、水島監督は群像劇モノの作り方が上手。2クールあったので各キャラ各話の積み重ねが最終的にミルクレープみたいな作品になってた。ここでドーナツのような~と言えば完璧だったのだが。
ただ、中盤くらいまでは仕事あるあるや仕事の流儀みたいな捉え方で各キャラに感情移入しちゃって、面白い!勉強になる以上の深みに嵌まって語りにくく書きにくくなっていた。
それに乗じて感情移入がキャラの悪口やヘイトに繋がってたので、後半はここがフィクションの線引きをしながら見てた。マジで語りたくなるのはわかるけど、アニメなんだからさぁ…。
例えば木下監督が夜鷹書房に乗り込むシーンなんか、あれをマジで描いちゃうと笑いながら見れない。大事な部分は隠して視聴者に深く入らせないように線引きしての演出に感心した。


トータルでの感想はここまで。印象に残ったのは6話ラストの爆破シーン。あの作画が見れただけでも満足。
最終回では、

  • 興津さん最後まで凄かった。やたら長い1両編成の電車w
  • ロロが「甘ったれんな」って殴ったみゃーもりが可愛かった
  • 久乃木ちゃん喋れるw

打ち上げシーンの人間模様はネタだらけで今までの積み重ねの集大成にも見えました。



各キャラの積み重ねと線引きの演出で幸せな群像劇が出来上がった作品でした、面白かった!

SHIROBAKO 第3巻 (初回生産限定版) [Blu-ray]

SHIROBAKO 第3巻 (初回生産限定版) [Blu-ray]