そこんとこ

好きなものを自分の言葉で語りたい

黒崎真音「MAON KUROSAKI BEST ALBUM-M.A.O.N」僕はこの世界に生き残ってる

以前「ベストを尽くしてないのにベストアルバムとはこれ如何に」でベストアルバムを巡る議論があったが、この議論はもう終わりだ。なぜなら、入れ替わり立ち消えの激しい椅子取りゲームのようなこの業界でベストアルバムを出せるまで生き残ってることを評価しないといけない。そして2010年前後にデビューした人達はこの時期がベストアルバムのタイミングでもある。


ということで黒崎真音のベストアルバムである。
1周聴いてて感じたのは「これでフェスでの偏りすぎのセットリストが解消できるんじゃない?」
もちろん定番曲は存在しても良いと思う。ただ、見る機会が多ければ多いほど偏ってる現実に直面する。
個人的には君と太陽が死んだ日SCARSのようなダーク懸かった曲が聴きたいのですよ。デビュー前とか1stアルバムはそういう曲があって好きだったのですよ。
よく考えたらMagic∞worldモリーズ・ラストなんかPOP寄りのアニソンだったのが気がつけばVERMILLIONのようなゴリゴリした曲も歌えるようになってるのは、結果を出して生き残ってることでやりたい音楽が出来てるとも考えられる。
ターニングポイントになってるのはX-encounterだと思う。高瀬さんの曲が歌えてることでPOP以外の曲に幅が広げられてる。この曲引かなかったらどうなってたのかは...。
ベストアルバムの発売でフェスでの選曲もバランスよく選んでくると思うのでおそらくこれは彼女のパフォーマンス的にもいい転機になるのでは。でもX-encounterとメモリーズ・ラストは個人的に好きなので残してください。

秋晴れの日に色々食べてフットボールを観てルヴァン貰ってきた話

先日の遠征日記の続き。
ライブ後の打ち上げの話はここでは割愛する。まあ「オタクは五月蝿い」って結論に辿り着くので。
寝床は久々に安心お宿。当初朝カレーがある所にしようとするも、予約し忘れて新橋が空いてたので仕方なくここで手打ち。着いたら午前様でビックリ。
前に泊まった時も半端なかったが、普通にタブレットが常設されてたり朝食のパンが無料だったりとサービスのクオリティがまた上がってる。風呂はアレだったから相殺してもやっぱり半端なかった。それなりに値は張りますが。


さて遠征2日目。せっかくなんで関東でフットボールでも観よう!で、事前に調べると2部は前日にやってて3部しかなかった。うーん...ってところに1部はルヴァンカップの準決勝があることが判明。ということで川崎vs仙台を観に等々力へ。
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第三者として観たいのでメインの指定席にしたけど、思ったより早く着きすぎてやることがなかった。意外とあっさり着けたのが予想外だった。
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さっさと入ってルヴァン貰う。お菓子貰うとテンションが上がる系。ビールのつまみゲット。
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川崎はちゃんこがあるとコミケで回収したグルメ本に書いてたので早速塩ちゃんこ。鶏ベースの出汁に野菜たっぷりに気持ちうどんが入ってて400円。この日外暑かったけど、どの季節でも美味しく戴けるちゃんこでした。とても美味しゅうございました。
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在住ブラジル人が焼くシュラスコとか聞くとテンション上がる勢。肉!肉!ってことでシュラスコとソーセージ。ここで生ビール投入、前日のビール系飲料じゃなかった。やはり呑まないとやってられない。
試合の感想はここで書くようなものではないが、川崎が退場者出して仙台が1点返してからが一気に面白くなかった。相手を飲み込むかのような勢いにはゾクゾクしたけど、そこまででしたねってことで。延長にならなくて本当に良かったって本音。
あとホームとアウェイの緩衝帯が無かった話だけど、この話をすると川崎の勝ち馬にだけしか乗らない根性がカチンと来るのでやめます。

この話はちゃんことシュラスコが旨くて、あとはおまけだったという話でした。

伝えたいメロディがダイレクトに伝わった「響け!ユーフォニアム届けたいメロディ」

「総集編と聞いてたら新作カットがあってビックリした。これで新作版で良いんじゃないの?」
劇場版響け!ユーフォニアム届けたいメロディを観てきました。
総集編だから軽い気持ちで観てたら最初の幼少期のあすか先輩のカットで「おいおい、普通の総集編じゃないなこれ」いきなり冷や水被せられた気分に。
さすが京都アニメーション!だったのは、ファンが見たかった久美子とあすか先輩の関係を軸にしてそれ以外を排除させたという手を抜かずに作ったこと。アニメ本編が好きな人には脱線した部分も面白いけど、今回ばかりは学園生活と部活動よりも吹奏楽エンターテイメントを描かせた。ここが恐れ入った。
アニメ本編でも言ったが自分のベストシーンは久美子が直接あすか先輩を説得するシーン。あれ見て京アニの泣きシーンの作画も凄かったが、黒沢ともよの芝居が本当に凄かった。あれがコンスタントに出せたら名声優になれるが如何せんそれを活かすような作品やキャラクターが出てこないのが悲しいところ。
劇場版はあすか先輩のシーン事の表情、隠してる部分や確たる決意を出すシーン、近畿大会や全国大会で出したシーンが好きで見所ですね。
吹奏楽エンターテイメントだから演奏シーンも手を抜かない。演奏シーンもたっぷり入れて伝えたい決意、メロディが楽器は吹けない弾けないが伝わった(腹式呼吸が出来ないとねえ)。

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さて、劇場版で驚いたのが始まる前にあった「フォトセッション」どれだけリピーターを増やすのか?来場プレゼントだけじゃ限界だから撮影OKの時間を設けたのかわからないが、作品の良さを伝える手段としてはアリだと思います。

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伝えたいものがアニメファンにも視聴者伝わった、そして伝えたい深みに入りたかったので2回目のおかわりを観たかったが見事に時間が合わず…後日買えなかったパンフもちゃんと購入したので高評価の作品でした。

東京で湯に浸かってから遊んできた2017秋

恒例の遠征日記。
先日の三連休はライブ絡みで東京に行ってきた。今年これで何回目だ?→4回目でした。例年と比べても多い。

10月6日の夜

この日大阪は夜になってから雨風が激しくなった。どうして出掛ける時にこういう天候になるのだろうか。
仕事終わらせて一旦帰って着替えて準備してから
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最終の夜行バスで出発。久々の4列に乗車したが前に乗った時はガラガラだったが今回は満席だったので4列らしく狭かった。次は3列にしよう。

10月7日

家出るときも寒かったが東京も寒かった。
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いつも東京駅日本橋口で降りてたが今回はバスタ新宿で降りる。噂に聞いてた通り乗り場を集約したようなバスターミナル。新宿から乗る機会があれば利用したいが、唯一あるファミマが恐ろしいくらい混んでたので乗り場以外の機能は...。
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やはり東京に来たら朝食はBECK'Sでモーニングという流れ。新宿にあったが混んでたので仕方なく秋葉原へ。
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アキバ歩いてて見つけたCOMIC ZINのお店。ここ評論とか旅行記とかニッチな同人誌が置いてあって個人的にパラダイスみたいな空間。予定外のお買い物を。
さて、ライブまで時間があるので前から行きたかったある場所に。
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鶯谷の駅降りて歩いてすぐにあるひだまりの泉萩の湯ってところ。
haginoyu.jp
ネットで凄い銭湯があると聞いてライブ前に湯に浸かるってのもアリじゃね?ってことで行ってみた。
  スゴかった!
4階建てで460円とタオルセットで4種類のお湯に浸かれてスーパー銭湯と同じクオリティが出せるのが凄かった。自分の行った時間帯はサウナは別料金だったが、サウナ代払ってもスーパー銭湯よりも安い価格で入れるのでこれは通いたくなる銭湯だ。
ビックリしたのが浴槽内にペットボトル等の飲物を持ち込めること。のぼせることへの対策だと思うが、珍しい光景だったので。
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そして銭湯なのにスーパー銭湯同様に食事処が併設させて湯上がりに一杯できるし食事もできる。至れり尽くせりで最高の気分になった。東京行ったときに立ち寄ると思う。
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歌舞伎町に移動して会場近くの公園でつけ麺博なるイベントが開催されてると聞いて立ち寄る。
dai-tsukemen-haku.com
つけ麺と銘打ってるがラーメンもあって長蛇の列の店もあったが空いてた店のつけ麺を食す。もうちょっと量が欲しかったが500円の食べ比べじゃこれが限界かもしれない。
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西武新宿寄りってあまり歌舞伎町のイメージが無いけど、ここも歌舞伎町。歓楽街なんだけど映画館があったりVR体験施設があったり正しい意味でのアミューズメント溢れる街だった。

世界遺産Special LIVE-興福寺-中金堂再建記念"Kalafina with Strings"@興福寺東金堂前庭野外特設ステージ(10/9)

三連休にKalafina世界遺産ストリングスライブがあるという話は前から聞いてた。
自分の誕生日後のイベント、これも行きたいよなあってなったがチケットは普通に取れないのだろうと思ってた。実際一般発売も完売だった。さすがに今回は無理だよなあってところに当日券の情報が出たけど、若干数。初日は当然のように完売。2日目も当日券の情報が出てたけどこの日も完売すると思ってた。とりあえずダメ元で行ってみようとなったのが夕暮れ時。
移動中も完売の話は飛んでこず、「これもしかしたらあるんじゃないのか?」ってなって本当にダメ元で奈良の地降りた。裏門から行ったがそんなテントも無く。商店街を経由して遠回りで正門から入ると

当日券があった!
普通にあって驚く。さすがに三連休の最終日だと奈良から移動ってなると遠征組も避けてしまうのか?という分析。19時開演ってことも大きかったと思うが。
色々な偶然が重なって当日券で入った席は正面のBブロック最後列。f:id:rojoblanco:20171009203018j:plain
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振り返ると東金堂に五重塔が見える(公演中と大仏以外は撮影OKだったので)。世界遺産ライブと銘打ってるが凄いところでライブすることがよくわかる。これだったら昼間しっかり興福寺周辺を観光しておけば良かったって後悔。いつものその場のノリで動いちゃう悪い癖がまた出てしまった。

ストリングスライブなので通常のバンドスタイルじゃなく弦楽器とピアノのみの編成。バイオリンヴィオラチェロ...弦楽器が並ぶと迫力あって圧倒される。リズムを取るドラムが居ないので曲の入るタイミングが難しそうって感じた。
世界遺産の地とあってオープニングはstoria→未来。通常のライブとは違うアレンジに聴こえ方そして野外の会場。この時期にしては昼間暑くてその熱気が少し残った中の夜空もまた新鮮。満天での曲と夜空のバランスが聴いてて心地よかった。今回の選曲は歴史と自然をイメージ出来るような選曲になってて興味深かった。

少し気になることが。KEIKOさんのコンディションが観てても聴いててもあまり良くなかった。終演後の悔しそうな表情とそれを支える2人の姿が印象的だった。いつも完璧に近いものを見せてくれるのでこういう光景って珍しくて。そしてこのユニットは誰が欠けても成立しないこともわかった。
あと、百火繚乱生で聴けた。アニメ的に作品と合ってたのかはわからないが。

百火撩乱(初回生産限定盤B)(Blu-ray Disc付)

百火撩乱(初回生産限定盤B)(Blu-ray Disc付)

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鈴木このみ Standing Live Tour~Bring It~@新宿BLAZE (10/7)

スタンディングライブツアー、ファイナルの東京絶対に行きたい理由があった。ライブの日が自分の誕生日だからだ。f:id:rojoblanco:20171007142638j:plain
新宿BLAZE。3年半前に初めてワンマンライブをやった会場。その頃からのファンはかなり思い入れがあると思うが、自分はその頃はそこまで熱心じゃなかったので...(ダイジェストの映像では見たことあるが)。

ライブが始まった。この日の整理番号が700番台というかなり後ろで見ることになった。大阪名古屋同様この日もパンパンに入ってた。
Before too longをこの日を思い噛み締めるように聴くと、2曲目Redoで圧縮が始まって前方にスペースが生まれる。どうしようか迷ったけど結局前方にスルスルと行ってしまい最後までその整理番号でこの場所?ってポジションで見てた。
RedoBlow outのライブハウスらしくガンガン攻めるって着火点のような流れが本当に良くてね。
怒濤の4曲からのカオスシンドロームからの流れ。join usは前のツアーよりも曲の精度、盛り上がりの精度が一気に上がった。I to Iでの怪物のての動きもはっきり見れた。
やっぱり約束の続きがこのツアーで一番評価が上がった。ギターパフォーマンスも徐々に良くなってる。そしてDeep red heartがライブハウスで聴きたい曲になった。
Beat your heartでは自分の少し前方ではサークルモッシュが出来上がってた。Love is MY RAILは大合唱した。
ワタモテで叫んで後は3年半前にこの地で初披露した思い入れのあるThis game→THERE IS A REASONで締める。
アンコールではこの地で再びライブできたこと成長できたことに涙し鼻水かんでw サプライズでフラジャイルな君をピアノ弾き語り。ベストアルバムが発売されること(これTSUTAYAがフライングでお漏らしちゃったのが残念で)カウントダウンライブがディファ有明で開催されるお知らせで年末が慌ただしいと思いながらラストはI say "Happy day!"で自分の誕生日に最高のライブでした。

成長を感じてこれからももっと見たくなったツアー

今回のツアー全通したんですけど、ツアー通じてこういうことが出来る、この日に関しては周りに気配りが出来るくらいに見えてる。ライブハウスなのでフロアの熱量を下げないようにコントロール?してたように感じる。
自分は2015年のツアー大阪から見てきてるが、その頃から歌手として成長してるようにも感じるし、どの曲にも気持ちや背景が入って歌えてるようにもなってる。最初に見た時に感じた完成度の高さとは違う聴く人間の心に響くように歌えてるのがスゴく良くなってると思う。そしてこれからも歌にライブパフォーマンスがもっと見たい!と感じてる。なんかゾクゾクするんですよ。
カウントダウンライブはFC先行でチケット取る方向で考えてる、検討よりも濃厚レベルだ。


個人的に心残りだったのは融資が出してた横断幕にメッセージが書けなかったことだ。これ普通に凄いよね。

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何度も言うが最高の誕生日のライブでしたよ。

夏場のライブハウス、ボディバッグが役に立った話。

あまり手の内を見せるのはあまり好きじゃないけど、この夏感じて→取り入れて→役に立った話。
夏場のライブって水分補給が重要になるのですが、トイレが近いこともあって夏場の暑い時期でもいつも通りにしてドリンクチケットをアルコールに使っていた。だが、今年のライブではスタンディングでの圧縮や激しいライブが多かったので体力の消費と尋常じゃないほどの汗が出て水分摂らないと倒れそうな事態になった。これはマズイってなりドリンクチケットを水に使ってその場を凌いだが、ペットボトルを後ろポケットに入れるとパンパンになって見た目の具合が悪いし、思ったよりも動きにくかった。スムーズに飲物を取り出せて収納も出来て密着しやすいバッグみたいなもの…ボディバッグに白羽の矢を立てた。

実際に使ってみて効果はあった。500mlのペットボトルならほどどれでも入るので便利(それ以上飲む人はちょっと無理だけど)ペンライトも入る貴重品も入る。バッグにもよるが大きさによってはタブレットも入る。
あと、これはライブハウスの柵のある場所だと柵に掛けてそこから取り出せるという使い方も(自分も先日それをやったが面白いくらいに使えた)。圧縮のかかるライブでは便利だがそれで場所を動いてしまうリスクもあるので要注意。
デメリットは、激しいライブ跳ぶライブだとちょっと邪魔かな。出来るだけ密着するようにキツく絞めてるが動いてずれたりすることがするので注意。
思ったより使えたしライブハウスで見かける理由もわかったのでこれは活用しようがある。