そこんとこ

好きなものを自分の言葉で語りたい

牧野由依「Reset」発売記念スペシャルイベント@阪急西宮ガーデンズ2回目行ってきました

前日の日曜日、時間があった&牧野由依が西宮に来てるよよかったらどうぞってあったので観てきました。
f:id:rojoblanco:20170611160519j:plain
1回目には間に合わなかったので2回目のみですが。
どれくらい集客があるのかわからなかったが、石段の客席は詰めればスペースが出来るくらい埋まってた。まあ、300人くらいは居てたと思う。

イベントは新曲Resetとカップリング曲歌ってレコード会社の人とトークしてその後お渡し会という流れ。

Reset(通常盤)

Reset(通常盤)

で、Resetなんだけど。サクラダリセットのOPとカップリングが後期のEDってことで、サクラダリセット録り溜めてるのだが作品的にどうなんでしょうか?正直このキャリアで大きな作品でタイアップが取れるのは普通に凄いと思うけど。
ARIAシリーズからそうだが、彼女の儚いボーカルが印象的だけど、今回の曲は比較的アップテンポの曲にこのボーカルってのは作品に合ってるのかどうなのか…これはアニメ見てみないとわからないが。
トークコーナーで気付いたのだけど、彼女声優としての仕事がそこそこあって驚く。イメージとして一発屋のような感じがしてたが着実に声優としてのポジションを確保しつつあったこと。あと、デレマスの存在は大きい。プロデューサーさんのファンが多かったしトーク内のサービスの反応も大きかったので。
お渡し会は1枚→複数枚という流れ。何回もやってるようでスムーズな流れ。そして以前大量に購入したファンがマネージャーも入れての三者面談があったと聞いてたが、今回も22枚?購入したファンがまたも三者面談状態にw 良い悪いは置いといてこれも経済を回してるので良いんじゃないのかな?

デリケートな問題なのに運営の曖昧さで騒ぎになったアニサマの禁止事項の話


anisama.tv
さて、アニサマの禁止事項が更新されて大騒ぎになってました。
禁止事項の中身の前に「咲きクラップ、MIX 、コールなど」という書き方が紛らわしいことが全て。おそらくヲタ芸に準じた周囲に迷惑をかけるようなコール(イエッタイガー)を指してると思うけど。運営側も気持ちはわかるけどデリケートな事柄に曖昧な書き方では混乱を招くだけだと感じてる。
ちゃんと読めば文脈から理解は出来るけど「常識の範囲内で察してください」がもう通用しなくなってる時代になった、悲しいかな。
色々なファンが居るので、どっちのスタンスが良いのかわからないが禁止事項でワーワー騒ぐファンはどっちにしても現場に来ると思う。本当に納得いかないのなら行かなければ良い話で。運営側からしたら「ファンや客にアニサマの姿勢を見せた」ので後はファンがアニサマに参加するしないで判断するんじゃないのかな。その前にチケットが取れるのか?って話や現在のアニソンファンにライブに対するポリシーとかあるのかな?という疑問はあるが。


そこよりも個人的には
飲酒禁止
の方が大歓迎でして。一部のアニソンファンが騒ぐ要因に飲酒の傾向があるように思えてくる。イベント後に呑むのはわかるけど、イベント前に呑んで騒ぐのはトラブルを助長してるだけ。極端な話、周辺の飲食店やコンビニに開演までアルコールの提供をさせないくらいやってもいいと思う。

マナー問題、これ何度目のループになるのだろうか。永遠に解決しない問題で、解決するのはそのループから離れた時なんだと思う。

運営も気付いて修正したね。

坂本真綾について語り尽くしたくなる女性声優アーティストディスクガイドの話

女性声優アーティスト ディスクガイド

女性声優アーティスト ディスクガイド

声優楽曲ディスクレビューってのは色々あるけど、これは90年代00年代10年代の作品をバランス良く取り上げていて、3つの世代を渡ってきた人間にとっては声優楽曲の流れがわかる一冊になってる。純粋にディスクレビュー、誰々の作詞提供とかメカニックなことが書かれてないことも良かった。


語りたくなる!ってポイントは、執筆陣が一斉に坂本真綾を取り上げたかった!という思いが伝わったアルバム全作品紹介(ベストアルバム等は除く)。
どの世代かによってどの作品がハマるのか。勿論、どの作品も名盤に近い作品ですが、90年代の人間からするとやっぱりDIVEだと思うのですよ。

DIVE

DIVE

1~5曲目までのインパクトが半端なかった。ユッカの胸を抉るような詞に孤独→DIVEの深海へ潜っていくような深い世界観が当時の自分に響いた。今でも色褪せない名盤だと思うし00年代10年代にもオススメしたいが...。
坂本真綾の作品は季節によってこれが聴きたい!ってのがあある。DIVEやルーシーは冬から春にかけて、夕凪LOOPは晩秋から冬、かぜよみは冬。寒くなったり寒い時期に彼女の歌う詞が身に染みる。で、夏の作品って思い当たらない...あるんですよ。それが自分が00年代や10年代にオススメしたいイージーリスニング
イージーリスニング

イージーリスニング

これは梅雨から夏にかけて聴きたい曲。特にanother grey in the big blue world→birdsの鬱陶しい梅雨空からの夏の日射しを想像させる流れがオススメポイントでして。
あと、少年アリスもオススメしたい作品。
少年アリス

少年アリス

結局自分は生で聴きたかったソラヲミロをライブで聴いたことがない楽曲になった。そしてこの曲は今後もやらないだろうなあってなんとなく思ったり。
このアルバムは光あれの素晴らしさについて言葉に表せないくらいの感情的に聴いてしまう曲でもある。


結局、坂本真綾だけでも語り尽くせないという予想してた事態に。他の声優についても語りたくなるが続きは次で。

鈴木このみ3rd Live Tour2017~lead~@松下IMPホール

先週末の東山奈央のお渡し会後からジェットストリーム移動で鈴木このみのライブに行ってきた。
f:id:rojoblanco:20170527195325j:plain
IMPホールは20年前に来たことあるがそれ以来、フェスティバルホールの時同様感慨深い。席が8列目の通路側でe+が久々に仕事をしたというパラデス並の感想。開演前の影ナレのこのミッキーというサンリオ派による喧嘩売ってたのは笑った。

今回のライブツアーはアルバムleadが中心で組んでくると思ってた。

しかしアルバム中心じゃなく本人曰く歌詞を中心にして組んだと言うことで意外。なので序盤でNOT PYGMALION運命のEngagementと1st2ndアルバムの曲が入ってきて驚く。あとカオスシンドロームRedoの出番の早さ。金沢で聴いたカラオケ仕様よりもバンド仕様は深みがあった。
アコースティックコーナー、日替り選曲が夢の続きでのエピソードが印象的。その後どう来るのか気になったがmiss blueでしっとり来たのが個人的に良い演出でした。
ここから最後までぶっ飛ばしていくスタイルですが、何かを忘れてるような…。 私がモテないのはどう考えてもお前らが悪いBeat your HeartThis gameと殺しに来るような熱い曲を並べて何か忘れてるような…

新曲Blow outだ!


鈴木このみ「Blow out」(TVアニメ「ロクでなし魔術講師と禁忌教典」OP)

ロクでなし、バカにしようと見てたが普通に面白いです。ただ、3話のEDまで曲を引っ張るやり方はどうかと思うが。あと、ヒゲドライバー普通に良い曲書いててビックリした。

突然のダブルアンコール

今回のライブ触れないといけないのはダブルアンコールの件。
アンコール終わって捌けて照明付いてアナウンス無いけど翌日もイベントあるからさすがに「もう一回」コールは難しいんじゃないの?って帰る準備してたら出てきてビックリ。
で、面白かったのが本当に準備してなくてステージ上でバンドメンバーも入れて生打ち合わせ。もう一回Blow outを聴きたかったがここはカップリングのjoin usでした。

試される地での進化した姿を見せることが出来たのか?

MCで「地元大阪でのライブは試されてる」 発言があった。試されてると言うことはどれだけ前回のライブから進化してるのか?
ちょっと煽りすぎの部分はあるけど、前回のライブツアーやイベントよりもパワーアップしててパフォーマンスやライブ演出の部分で進化してると思う。ライブ慣れでそう見える部分もあるが、鈴木このみらしさってのが見えたのかもしれない。
個人的に右腕をピン!と上げる姿勢が格好良かったり、本編ラストのBlow outの所。二十歳越えて大人らしさも見えたのかな。
もっともっと彼女のパフォーマンスを見たくなった2時間半のライブでした。


f:id:rojoblanco:20170527194931j:plainf:id:rojoblanco:20170527194911j:plain
f:id:rojoblanco:20170527194903j:plain

東山奈央セカンドシングルリリース記念イベント「虹がきれい」@阪急西宮ガーデンズ

先週末の土曜日、東山奈央を観てきました。
こういう類いの声優のリリースイベントは関東中心で関西に来てくれるのが貴重で。イベント後にはお渡し会もあるので夕方に予定が詰まってるがこれは行かねば。
その前に曲聴いておかないと。

イマココ/月がきれい

イマココ/月がきれい

デビュー前や1stシングルの時にも感じてたが、知名度あってこれくらい歌えたら作品タイアップも付きやすくレコード会社も見逃さないわけで。「そこそこ歌える声優」が増えてることはある意味で嬉しいことである意味で歌手の仕事を奪うことでもあるけど。つーか、川嶋あいが詞書いてるのか…凄い時代になった。


優先エリアの整理券配布が10時なので当初は張り切って行こう!と考えるも当日になって昼ぐらいでいいやって甘い気持ちに。12時半に着いたが整理券はとっくに捌けてた(´・ω・`)
東山奈央知名度で関西でどれだけ来るのか読めなかった部分もあったが、正直舐めてた。例によってステージ真裏の立ち見で陽射し→曇り空からの心地よい風のローテーションでひたすら待つことに。

イベントはイマココ→初恋→月がきれい→Bright Heart の初回限定盤とアニメ盤に収録されてる曲を全部やるサービスっぷり。癒しじゃないが、奈央ちゃんのボーカルは懸命さがあって聴いてるこっちがニコニコしちゃう。娘を見てるような気分になる。
で、お渡し会。なんとMVで着てた制服で東山奈央16歳という「おいおい」じゃなく「奈央ちゃんイケるイケる」仕様。陽射しと心地よい風の中、優先エリアからフリーエリアの入場で待つこと1時間。ほんの数秒何を話すか→曲良かったよ制服良かったよアニメ色々見てるから期待してるよ!熱い詰め込み作業。
f:id:rojoblanco:20170530225647j:plain

色々な層のファンが来ることとライブがしたいこと

正直彼女がここまで集客があったとは思わなかった。同時に作品から入ってくるファン、声優ファン、そしてピンチケの匂いがするアニメファン…といつものイベントとは違う客層に驚く。
イベントの中でライブがしたい!って発言があった。まあ、持ち歌が揃えればやっても良いと思うが、これ喜ぶのは声優ファンと声優イベントファンしか喜ばないような。
個人的には声優としての彼女に期待してるのだが、歌える声優ってのも貴重。アーティストデビューさせたフライングドッグの目利きも凄いが、簡単にライブが出来るって時代も凄いことだよなあ。

fhána Looking for the World Atlas Tour 2017@なんばHatch

GWの連戦も最後、6日はfhánaのライブに行ってきました。この日もどれを観ようか迷ったが観たことない&聴きたい曲があるので。
f:id:rojoblanco:20170506201404j:plain
会場はなんばHatch、当日券で入ったが緩いスタンディングスペースでスルスルって真ん中くらいの位置に。

オープニングはケビン氏のみ登場でクラブチックなノリであまり見たことない感じ。
虹を編めたらコメットルシファーという胸を熱くさせるクソアニメ繋ぎでタイアップ系の曲は強い。
今回音響が大きすぎて耳が潰れそうなくらいの爆音だった。なのでケセラセラ先斗町Ver.は程よい音量で心地よかったが新曲ムーンリバーは一転バンドサウンドで爆音に逆戻り。
後半、徐々にではあるが音量に慣れていきdivine intervention星屑のインターリュードの流れは熱かった。「おおっ!」って歓声の上がる曲こそ代表曲。いつも言ってるがこういう曲を大事にして欲しい。本編ラストは青空のラプソディ。例のダンスは出来なかったが一番の盛り上がり。

fhána / 青空のラプソディ - MUSIC VIDEO

アンコールも入れて2時間ちょいでした。

ボーカリストtowana 表現者towana

fhánaについて映像を見ながら事あるごとに「ここがなあ…」や「ここなんだよなあ…」と嘆くことがあって、その部分が今日一番見たかった部分でもあった。
ボーカルtowana、あの高音のボーカルが最後まで続いたのが良かった。もうちょっとリアルでヘバると思ったが、ブレなかった。そこはちょっと見直してもいい。
ただ、音域は狭そうな感じはした。「パン!」と強く入るがその後が伸びてこない。例えるならフォーシームのストレートみたいな綺麗なボーカルだけどどこか単調で宿ってるものは無かった。
曲に助けられてる部分はあるけど、ボーカリスト表現者としての彼女も感じられる部分が少なかった。聴いてる人の心を揺さぶるようなものもあまり感じなかった。言い方悪いが彼女が操り人形のようにも見えた。
そもそも、グループというよりボーカルtowanaを他のメンバーがどう活かすのかがメインのグループも差し引いても、表現者としてのtowanaが見たかった。

もっと世界観を追求しても良いのでは?

ライブツアーのテーマが「世界地図を探しにいく」で終盤に「世界地図は見つかりましたか?」 ってあったが上手く浮かばなかった。世界地図を想像させるような絵か朗読等の演出で出したらわかりやすかったと思うが。
つーか中二じゃないですか?どちらかと言うと。中二の路線に振り切っても良かったと思うのですよ、ぶっちゃけ。何か中途半端な感じがした。


それぞれの曲作りのセンスとかは他バンドやユニットとは違うって良かったが、グループとしての点が線にならないのが他のバンドやユニットと違うところで、どういう風に言ったら良いのか…。

Kalafina "9+ONE"@フェスティバルホール2日目

今年のGWライブの連戦でして。いつもならこの期間中って1本か多くて2本くらいだが4/22から含めるともう4本目がkalafinaフェスティバルホール。2日目のみだが、本当は初日も早い時間に仕事場から撤退できたんだけどね…。
f:id:rojoblanco:20170503152431j:plain
フェスティバルホール椎名へきるで1回だけ行った記憶が自分の中にあって20年ぶりに来る。勿論リニューアルになってからは初めて。グランキューブに比べて圧倒的な近さなのでこれからずっとこの箱でやろう(提案)。


ツアー中盤、絶賛開催中なのでまあまあネタバレしますが。
オープニング、9年間の楽曲のタイトルからの映像演出からの「この時期だからこそどのタイミングでもいいから聴きたい!」の五月雨が過ぎた頃にが来て今日のライブはこれまた大満足を確信。
Lacrimosa未来が来たり自分の中でこれベストアルバムのようなライブじゃない?と思いながら。そしてデビュー曲obliviousstoriaの流れも定番なんだが良かった。
メルヒェンからのオブジェとプロジェクションマッピングを使った演出が凄かった。いつも見るのが平面的な演出をするライブなのでこういう立体的な視覚で訴える演出が見入ってしまうくらい楽しい。その後のMagiaもしっかりとした世界観で組んだ演出も見逃せない。
今回はいつも以上にステージから煽られたり立つ機会が多かった。まったり観れるのが魅力の1つだけど、今回はライブ独特の熱量も感じられた。それにしてもheavenly blueが好きすぎるのでイントロで謎のガッツポーズも。今回謎のガッツポーズ多かったw
本編ラストはinto the worldのハーモニーで締めてアンコールは演出とHIKARUの好例の販促MCも面白く約2時間半のライブでした。

9年間の歩みがわかりその先も共に歩んでいく2時間半

今回はどういうコンセプトのライブになるのかを本編で考えながら観てたが浮かんだのが「ベストアルバムのようなライブ」
選曲的には間違ってないわけだが、それじゃなくてツアータイトルにもある「9+ONE」のデビューから今日までの9年間の歩みがよくわかるセットリストだと思う。
9年間の歩みがわかるもう1つは、自分の隣の席のおじ様おば様の客がアニメから入ったファンじゃなくてヒストリアから入ったファンってこと。前のアリーナライブの時にも感じてたが自分の思ってる以上に幅広い年齢層に知れ渡ってる事実。

光り物を使った演出

今回のツアーで特徴的だったのは入場時に配布されたLEDのライト。
演出の都合上サイリウムの使用が禁止なわけだが、配布されたライトはアンコール前に点灯させて使用。アンコール時の画面上で煽りで点灯させるというもの。
これはこれで面白かった。視覚に訴える演出だが、こういう平面的な演出も新鮮でした。同時に良い意味で金を使う演出も考えてたということ。太っ腹だと思ったが、この光は次の会場へ渡されるってことで回収されるということ。
f:id:rojoblanco:20170504231746j:plain
麻雀牌のような指輪型のライト。指に付けて盛り上がると外れそうで外れそうで…。
f:id:rojoblanco:20170503183825j:plain
f:id:rojoblanco:20170503184802j:plain
f:id:rojoblanco:20170503184916j:plain
この光を次の神奈川県民ホールへ。

会場限定のポップコーン

ところでアンコールの販促MCであった会場限定のポップコーン。この日はフルーツミックスショコラということで。HIKARU曰く黄色がパイナップルかレモンかで論争?が。
f:id:rojoblanco:20170503223636j:plain
ポップコーンは終演後の販売だったので購入。
黄色はレモン味でした。